JR西日本下関総合車両所で留置が続いている事業用車クモヤ145形の2両。最近は旧型電車クモハ42001と一緒に内装作業が行われる場所に移動しています。吹田総合車両所京都支所から117系6連が廃車回送されてきた後の様子を見てみました。

 

 

幡生駅寄りの留置線から移動してきたクモヤ145-1102と1124。その手前にはクモハ42001が入っています=下関総合車両所北側の跨線橋から

 

 

22日、クモハ42001には「作業中」の赤い旗が掲出されていました。車内公開される26日の撮影ツアーの準備かもしれませんが、1〜2月のクモハ11117解体時にも見られたこの旗…同じ線路にいるとちょっと不安になります

 

 

クモヤ145形2両がいた場所には、先日運用離脱した115系3000番台N-06編成の3両と、吹田総合車両所京都支所から回送されてきた117系S1編成のうちモハ117・116-307のユニットが入りました

 

 

撮影ツアーで展示される電気式ディーゼル気動車DEC700(右)。隣には前述のN-06編成で1両だけ抜かれたクハ115-3006がいます。一緒に展示されるのかもしれません

 

 

京都から来た117系S1編成は、両先頭車と100番台モハユニットの4連の姿で留置されています

 

 

北側の跨線橋から見た下関総合車両所。左から117系(4両)、クハ115-3006、DEC700、クモハ42001、クモヤ145形(2両)、117系(2両、奥に115系3000番台N-06編成の3両)

 

 

 

117系6両は廃車予定とされていますが、115系N-06編成もそうだとすると、解体待ちの車両が増えることになります。22年10月時点では車籍を残しているクモヤ145-1102と1124ですが、保留車扱いの期間が長くなってきており、今後動きがあるかもしれません。

 

 

※本稿は22日時点の様子をまとめたものですが、23日に再度確認したところ、各車両の留置場所は変わっていませんでした。

 

 

 

 

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