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 (写真)地下の大阪駅が開業しておおさか東線の列車が乗り入れる JR淡路にて

 2023年3月に東急新横浜線、相鉄新横浜線、JR西日本東海道支線、福岡市七隈線博多延伸の4路線の新線が開通する(当時2023年3月21日)。まず近場の東海道支線を完走することにした。

 東海道支線とは新大阪から淀川を渡り、大阪貨物ターミナルや大阪環状線に乗り入れ、桜島線にある安治川貨物ターミナルや関西空港や和歌山方面の特急列車が走る路線である。その路線を大阪駅寄りに線路を付け替えて地下駅を作った路線である。しかし普通列車は大阪から天王寺方面へ行かないので完走するには特急列車に乗車しなければならなかった。実は大阪駅開業前の2023年3月4日に東海道支線は通っていたが、夜だったので全然わからなかった。

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 (写真)特急はるかや特急くろしおが地下の大阪駅に停車するようになった 天王寺にて

 天王寺から281系の特急はるか10号に乗車した。西九条から大阪環状線沿いに単線の貨物線を走る。福島駅手前から高架を降り、福島駅の改札口あたりで地上を走る。踏切は残っている。福島駅を過ぎると地下へ潜っていき、線路が4線に分かれると2面4線の地下の大阪に停車した。大阪で特急はるか10号を降車した。

 改札口へ行くと顔パスで通れる改札やトイレの使用率が表示されるトイレがあった。天王寺方面へ向かうホームにはガラス張りのホームドアがあり!列車が停車すると大きなガラス扉がスライドしていた。また動かない扉には行き先表示などのディスプレイになっていた。

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 (写真)おおさか東線を走る直通快速も大阪駅に乗り入れた 郡山にて

 地下の大阪駅が開業するとおおさか東線を経由して奈良へ行く直通快速も大阪へ乗り入れた。この日は休日だったので、10時台と11時台に直通快速が運転されていたので乗車することにした。車両は221系8両編成であった。停車駅は新大阪、JR淡路、放出、高井戸中央、JR河内永和、久宝寺、王寺、法隆寺、郡山、終点奈良であった。列車はガラガラであった。

 大阪出ると複線でしばらく地下を走り、地上へ上がると高架の新御堂筋をくぐった。左にカーブすると東海道本線が右側を走る。JRは淀川を三複線で渡り新大阪に到着した。

 将来は地下の大阪駅からJR難波と南海に乗り入れるなにわ筋線が接続するようになっている。また大阪から阪急十三を経由して新大阪へ行く路線も計画されている。

 (取材日)2023年 3月21日