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カテゴリ:特急列車(国鉄・JR)
キハ183系:特急「とかち」(新国鉄色時代)
平成2年9月1日のダイヤ改正において、特急「おおぞら」増発分のうち札幌~帯広間運転の列車を特急「とかち」として名称を分離、5往復が誕生しています。石勝・根室本線のフリークエンシーの始まりですね。 当時はまだJR色というのは発生しておらず、国鉄末期に導入されたN183系ことキハ183系500番台に合わせた塗装に塗り替えられた0番台車が多用されていました。特にグレードの高い500番台は「おおぞら」を中心に使用され、私の見た限りでは、「とかち」は0番台を中心に組成していたように思えます。 スラントノーズの0番台を使用した特急「とかち」 写真のように、ヘッドマークも絵柄イラストととなっており、現在のような抽象的デザインではありません。のどかな風景をあしらったヘッドマークは、まだ国鉄時代の意識を読み取ることができます。 100番台を先頭にした特急「とかち」 既に増発に伴う短編成化が実施されており、先頭化改造車も4両が誕生しています。国鉄色時代だったのはわずかな期間であり、同車もN183系と同じベースに塗装されています。 翌年には第1期「スーパーとかち」化に向けた北海道特急初のJR塗装化が実施されており、ヘッドマークのデザインと合わせて、この塗色による特急「とかち」による活躍は、わずか1年にも満たない貴重な歴史の1ページとなってしまいました。 ※以上、撮影は平成2年9月5日、石勝線 楓(当時)~占冠間にて。景色を取り込んだ写真のため、画像は大~きくなるようにしてあります。また、プリントからのスキャンなので、ややシャープさに欠けます。 平成3年7月10日 楓~占冠間にて キハ183系「とかち」 そして、翌年である平成3年7月27日、「とかち」に2階建て合造車キサロハ182を連結した速達型特急「スーパーとかち」が誕生します。 それまで旧国鉄色(オリジナル色)から新国鉄色(500番代塗装)へと変化していったキハ183系ですが、ここで初めてJR色が登場することになります。 この新色は、現在のキハ183系「オホーツク」や旧「おおぞら」にも使用されメジャーとなったJR北海道塗装の奔りとなるものですが、良く見ていただくと前頭部分の塗分け(特にライト周辺)が異なり、印象がかなり違っています。 また、「スーパーとかち」の車輌には前頭部側面にロゴが入るのですが、塗色変更は準備中でありながら、実際には運転日前で「スーパー」ではありませんので、まだロゴが入っていません。 この後2週間後に控えたダイヤ改正では大きく変貌する「とかち」でしたが、改正前のホンのひと時、新色塗装、ロゴ無し、混結編成、キサロハ無しという、極めて異色な編成が走っていたのです。 そして、キサロハを含んだ「スーパーとかち」が誕生しますが、平成21年10月の改正でキハ183系が撤退しまい、キハ283系を使用した第2期「スーパーとかち」へと移行することになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.23 04:20:49
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