みなさんこんにちは。前回からの続きです。




「JR大阪駅(大阪市北区)」北側で建設が進められていた「うめきた新駅」こと「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」。

3月18日、ついに開業したこの駅を、あれこれと探索しているところです。


さて、開業したばかりの「うめきたエリア地下駅」から、地上の場所を確かめながら「JR大阪駅」へと歩いて来ました。

それではここからは、あらたに地下通路で連絡することになったという、従来の高架駅からの経路を辿ってみることにしたいと思います。


高架駅の中央付近にある「中央口」を入場。



くだんの「地下連絡通路」は、各ホームの西側からつながっているようです(一部工事中)。



7・8番線、「JR京都線」の新大阪・高槻・京都方面ホームに上がって来ました。



ここを、進行方向とは反対側の、神戸方向へと進みます。長らくこの先は乗客が立ち入れなかったところ。



突き当りに「うめきた地下出口・地下駅」と「西口」への階段、エスカレーターなどが新設されています。かつては、荷物用エレベーターのみがあった場所でした。


これを、またも見つけた隙間から。
駅の西端に当たるのですが、ここからのショットというのは新鮮な感を受けます。



長いエスカレーターで地下まで降りますと、広々としたコンコース階に出ました。思いの他、空いています。


ずらりと、発車案内ディスプレイが並ぶ姿というのもまた壮観ですが、各ホームから地下通路への動線がまとまるところです。

この背後には新設された「西口」がありました。かつて「大阪中央郵便局」が構えていたあたりです。




ここでも、あらためてずらり並ぶ発車案内ディスプレイを、しげしげと眺めるのですが…「おおさか東線」の横にあるそれに、まったく表示がなされていないのに気づきます。


読売大阪朝刊 2023(令和5)年3月19日付け 39面(社会面)より。


開催まで、2年に迫った「2025年大阪・関西万博」。会場へのシャトルバスが発着する「桜島駅(大阪市此花区)」までこの地下駅を経由して臨時列車が頻発されることになっています。

さらに、2031(令和13)年にはこの駅を起点に「なにわ筋線」が乗り入れる計画です。



朝日大阪朝刊 2017(平成29)年3月17日付け 1面より。「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」は「仮称・北梅田駅」となっていた頃。


キタとミナミを直結し、さらにそこから関空へと、JRと南海電車、さらに阪急電車までもが乗り入れる構想のあるという「なにわ筋線」。

構想は古くからあれど、2017(平成29)年になってようやく事業化が決定。現在、沿線では工事が進められている新線ですが、おそらくはこれらの表示用に、取ってあるのでしょうか。


まだまだ先のことですが、実現の暁には、大阪の交通網というのがまったく変わってしまうほどのもの。楽しみは8年後まで待っておきます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。