京福電気鉄道 芦原湯町から 京福電車170円区間ゆき 身障者割引用乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成3年7月に京福電気鉄道三国芦原線芦原湯町駅(当時)で発行されました、「芦原湯町から 京福電車170円区間ゆき」の乗車券です。

 

 

 

京福電気鉄道社章連続赤地紋券となります。

 

当時の京福電気鉄道福井支社の金額式乗車券は、運賃の金額の数字が非常に大きい文字で印刷されているのが特徴的ですが、この券は券面左上に「○身」の記号が印刷されておりますので、この乗車券は身障者割引用の常備券となります。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

裏面にも「芦原湯町から 170円区間ゆき」と「○身」の記号が印刷されています。

 

京福電気鉄道芦原湯町駅は、同社越前本線で平成13年6月24日に発生した正面衝突事故のため営業休止となり、平成15年8月10日にえちぜん鉄道の駅として営業再開する際に、駅名を現在の「あわら湯のまち」と平仮名交じりの表記に改称されています。