先日、113系2000番台阪和線快速色の時も記事にしましたが、うちに在籍して、10年、15年が経っている車両を中心に、時折主に動力周りや、電飾系の状態をチェックしているのですが、今回行った車両がこちら、
TOMIXさんの【92305】JR321系セットです。
ご覧の通り、車両が収まるケースに、斜めの溝が入っているので、だいぶ前の製品だと分かります。
この頃のTOMIXさんの車両、集電板兼ウェイトが長時間放置するとサビてしまうため、定期的なサビ取りが必要なのですが、ご覧の画像の通り、全ての車両の室内灯が問題なく灯り、とりあえずその必要はなさそうでした。
ただ、ここで大きな問題が、うちの試運転用レイアウトを数周走らせていると、モーター車から時折「クイッ」というような異音が聞こえ、さらに数周ほど走らせると、一瞬車両が止まり、再び走り出すというような事象が頻繁し始め、最後には完全に止まり、手でモーター車を押しても、引いても無反応状態に。
「もしや、321系お前もか?」と、製品の取扱説明書を見ると、
交換用パーツリストのモーター欄には「0623」の文字。
はい、うちで3個目となる、M-9モーターの走行中の故障です。
取扱説明書の右下を見ると、この書が作成されたのは、2007年1月ということで、製造されてからは15年以上経過しているようです。(このセットは某オクで購入したため、購入履歴が残ってなく、正式な導入時期が不明なんです)
まぁそれなりに走らせている車両ですし、交換用のこのモーターのストックもあるため、そこまで慌てたりはしませんが、やはりこのような定期的なチェックは必要であることを痛感しました。
市場には、まだ交換用のM-13モーターの在庫があることから、またどこかで修理・交換用にこのモーターを購入してくる予定ですが、壊れるのは仕方がないとしても(だからといって納得はしておりませんが)、この交換用モーターの安定的な供給をメーカーさんにはお願いしたいところです。
先日ご紹介した、113系阪和線色セットのモーター車はM-5モーター、今回のはそれの後継のM-9モーターですので、古い製品の方が丈夫なことが、証明された一瞬でもありました。