クハ79920番台の手すり | テキトー模型日記

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9mm鉄道模型、国鉄型中心のブログです。

 旧型国電についてまたマニアックな話題です。

 現在、クハ79935の手すり別体化で気がついたのですが、どうやら中原区のクハ79920台には他線区にはない特徴を備えていたようです。


 それは、正面の運転席窓と助手席窓の上に手すりが増設されていることで、晩年まで中原区に在籍していたクハ79920番台の930、933、935、936、938、940、947のうち940を除く全車に設置されています。

 関東地区の特徴かと思いましたが、西トタ唯一の920番台である942や横浜線在籍車には見られません。

 中原区では、31年製のクハ79427や465なども手すりを増設していますが、どうやら28年製までヘッダーの上にあった手すりと同じものを後付けしたようです。

 面白いのは津田沼から弁天橋に行った932で津田沼時代には正面窓上の手すりは無いものの、弁天橋に行ってから、旧中原車と同様に手すりを増設しています。

 この932は関西から大挙東上したグループの一両で、関西の72系にみられる正面窓横に手すりが増設されたスタイルで、関西育ちの雰囲気を残した車両でした。


 旧国はこういうところが模型化意欲をくすぐります。


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