早いもので3月も最終コーナーを迎えました。春分の日を過ぎれば季節は本格的な春へと進みます。窓の外では桜の花が三分咲き、ウグイスの声も聞こえてきます。思えば24年前の今頃、初めての単身赴任を機会に久しく忘れていた鉄道撮影を再開しました。単身赴任の先は現役蒸気機関車最後の楽園、南九州宮崎でした。赴任した当時の宮崎は意外なことに機関車の姿さえ風前の灯火、一往復の寝台特急彗星号に残るED76を見るだけでした。それでも日豊本線を往来する列車の多くが国鉄型でした。2年目を迎えた早春のことです。大淀川の鉄橋を渡るのは日南線運用のキハ58系です。キハ58,28と2両編成で国鉄型には似合わぬ九州カラーをまとい最後の活躍を見ることができました。

 

まだ半鉄半漁だった宮崎時代、真冬でもよく釣れた大堂津の砂浜近くで快速日南マリン志布志行きを撮影しました。

 

大堂津の街を意識し過ぎて肝心の列車がフレームアウトしそうでしたが、当時お気に入りだった大堂津の街でゴッパーニッパーを撮影することが楽しかったのだと思います。

 

後追いも撮影していました。

 

列車はまもなく大堂津の駅に到着しますが快速が停車したかどうか。その先に広がる街は南郷町の街、目井津港の方向でした。今振り返っても懐かしい風景が広がります。

 

(撮影:minolta XD)


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