みなさんこんにちは。今日の話題です。
朝日大阪朝刊 2023(令和5)年3月17日付け 30面(全面広告面)より。
昨日の記事でも取り上げたのですが、かねてから「JR大阪駅(大阪市北区)」北側で建設が進められていた「うめきた新駅」こと「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」。
3月18日のダイヤ改正を期して、ついに開業しました。
最大の利用客が望める大阪駅を経由出来なかった「特急はるか」や「特急くろしお」と言った列車が、貨物線の経路変更と地下化によって、大阪駅を発着出来るようになりました。
利便性もさることながら、この所要時間の大幅な短縮。劇的な新駅開業になりました。
ところでこの「大阪駅(うめきたエリア)地下駅」には、特急列車のみならず「おおさか東線」の列車も乗り入れることになりました。
記事にあるように、大阪東部地域や奈良方面から大阪駅へのアクセスに、混雑している「環状線」以外にも選択肢が増えることになります。これは便利になりそうです。
「おおさか東線」はその名前の通り、大阪市内外郭部の東側を走る路線(路線ナンバーF)。
2019(平成31)年3月に、新大阪駅(同淀川区)までが開業したことで「久宝寺駅(大阪府八尾市)」を起点に全線開通を果たしました。
全線開通以降4年あまり、新大阪発着だった全列車がその「大阪駅(うめきたエリア)地下駅」に乗り入れることになった訳ですが、早速、昨日乗り鉄して参りました。
その様子を、お送りしたいと思います。
さて、地元駅からやって来たのは「放出駅(はなてんえき、大阪市鶴見区)」。くだんの「おおさか東線」の中間地点に当たります。
この駅では「学研都市線(片町線)」と接続している「おおさか東線」。私事ですが、これの開業で東大阪住民のわたしなどは、新大阪の行き来などで、劇的に利便性が上がりました。
乗り換え時間があったので、コンコースに上がってみます。「東線」の行き先はこれまでの「新大阪」ではなく、もちろん「大阪」。
ここから乗り換えなしで大阪駅へ行けるとは、一昔前から考えると、信じられないことです。
待つことしばし。やって来た「大阪ゆき(うめきた新駅)」に乗り込みました。陽光麗らかな車窓に、立ち客が出るほどの車内。
15分ほどで「新大阪駅」に到着。
スーツケースを持った乗客がどっと降りて行くのですが、これも見慣れた風景になりました。
さて、ここからが18日に開業した「大阪駅(うめきたエリア)」に直結する区間(ー)。
隣が「大阪駅」だというのは、並行する「JR京都線(東海道本線)」と同じですが、経路や駅の場所はまるで異なります。ヤフー地図加工。
冒頭で触れた「はるか」や「くろしお」などは、平成のはじめ頃からここをすでに経由して運行されていたのですが、日常的に乗車出来るようになった「新線」です。わくわくします。
それでは、車窓風景を楽しみたいと思います。列車は北から南、車窓は西側を向いています。
新大阪を発車。地上の「阪急京都線」と立体交差します。「JR京都線」はこの背後に並行しています。
「淀川」を長い鉄橋で渡った直後から、その「JR京都線」とは別れ、緩くカーブを描きながら西方向へと進んで行きます。
続いて「新御堂筋(国道432号)」をくぐる。
梅田や新大阪が近いのに関わらずこのあたり、住宅密集地です。少し左手には「OsakaMetro御堂筋線」が地下を走っているというところ。
しばらく進みますと、いよいよ地下線に進入。
そして「大阪駅(うめきたエリア)」到着。
新大阪からは5分ほどでしたが、地下区間は割合いに長いように感じられました。
ホームにはカメラを構える人々(わたしもですが)が並ぶ光景でしたが、真新しいホームや軌条などを見るに、こういった華々しい開業直後の雰囲気というのは、実にたまりません。
しかし、初見の場所ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、本当に大阪駅にやって来たんか?と不思議な気分になります。
この後、昔から慣れ親しんだ高架駅にも行ってみることにもするのですが、地下駅とは改札内連絡だというので、連絡通路もどんな具合か。
ところで、この「大阪駅(うめきたエリア)」地下駅は、2面4線の広い構内。
番線は21〜24が振られていて、従来の高架駅と分別がなされています。
各ホームの発車案内ディスプレイ。様式は、他の駅でもよく見かけるもののようなのですが…
角にアールが施されているものでした。優しい印象を受けますが、JR西では珍しいですね。
ところで、この地下駅には「うめきた地下出口」と「西出口」がそれに直結する出入り口として新設されました。
これも果たして、地上のどの辺りに出て来るのか気になって仕方ありません。「うめきたエリア」と言うからには「梅田の北側」やろうというのだけは、わかるのですが(汗)
まずは、この地下駅のコンコースに上ってみることにするのですが、すごい人の出!
次回に続きます。
今日はこんなところです。