高度経済成長期以降、数十年間に亘り、大都市圏などでお馴染みの存在であった103系通勤電車が令和5年3月18日を以って、和田岬線から引退します。
 

 103系車輛は昭和38年に登場し、3000輛以上製造されました。
 

 近年は残存数が少なくなっていましたが、大阪などから近く、比較的乗りに行き易い和田岬線で運行されており、一般の利用客に加えて鉄道ファンにも親しまれていました。
 

 和田岬線で運用されていた編成は改造が少なく、製造当時の形をよくとどめていました。
 

 和田岬線からの103系引退は大変残念です。
 

 これで、103系車輛が運用される路線は、加古川線と播但線だけになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年3月撮影