キハ85の記憶 1 | こぴっとちぴっと

こぴっとちぴっと

やってみたいことをやってみた

以前は、定期的に月1で名古屋に出向いていました。

急ぐ時は新幹線で50分足らず、西明石6:00発 のぞみ100号で魔法のように名古屋へ。味気なくて旅気分などほとんどなく…

 

 

 

 

 

 

 

まだ大名古屋ビルヂングが建て替えられる前。名古屋駅の玄関口の名前からしてイモっぽい大名古屋ビルヂング 屋上ビヤホールの垂幕や提灯、煙草の紫煙が漂い、会社で働くサラリーマンは汗で貼り付くワイシャツの袖をまくり上げ、髪はチックでテカテカ、黒縁メガネという黒澤映画で描かれるような、ザ・昭和風情だったか…確証はありませんが、丸ごと無くなってしまうと寂しい…新幹線の車窓から眺めたビルヂング。よく地下で格安チケットを買いに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

時間に余裕がある時は、「大阪ひだ」で岐阜まで乗って、名古屋方編成と連結前の引込線退避をちょっと緊張感を持って乗り続け、連結作業後そこから在来線や名鉄で名古屋へ向かっていました。

 

キハ85 JR東海の車両デザインは自分好みではありませんでしたが、キハ85は好きなタイプでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋からの帰りは、酔狂な旅をして帰ってました。

時には紀勢線経由で「ワイドビュー南紀」で。

ある時、スカートに仰々しいクッションが着けられてあり、ナニコレ?と超違和感が。鹿との衝突時に車体へのダメージを軽減するためのウレタンクッションとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの貫通スタイルはおぼこい印象でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋13:00発の「ワイドビュー南紀」には何度か乗りました。

新宮行 下りはワイドビュー側が進行方向反対側になっていました。自由席で、座席を逆方向に向けて座って後方の景色を観ました。

 

 

 

 

 

 

 

ワイドビュー車両は、座席床面が通路面より一段高くなって広い窓から景色が観られました。このへんのデザインがビジネスライクなJR東海の中にツンデレさを感じるキュンどころでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カミンズエンジンの高速走行も良かったです。

遮音性は高く、エンジンの唸りは静かなものでしたが、車内には微かにディーゼル車の証、排気煙の薫りがしていました。