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WBC、盛り上がってますね~。
大谷君というスーパースターの伝説に、是非WBC優勝を加えて欲しいと切に願います。
本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。
京阪電気鉄道 700形(3代) 旧塗装 です。京阪電鉄は関西大手私鉄5社の中でもちょっと変わった立ち位置にいる会社です。
関西私鉄の中では圧倒的な長さの複々線区間を持っていたり、カーブが多い、5扉車の存在等、何かしら少し毛色が違う特徴を持っている感じがします。そんな特徴の一つに「路面区間を持っている」ことが挙げられます。
以前は三条から日ノ岡の辺りまでは路面区間が存在しましたが、京都市営地下鉄との乗り入れが行われてからは、路線が地下化されて廃止されています。
現在でも浜大津駅付近のわずかな区間ではありますが、路面区間が残っています。
そういった路面区間に対応するため、京津線・石山坂本線の車両は、京阪本線とは違った規格で造られています。
700形は、石山坂本線で活躍する車両です。
先ほど触れた京都市営地下鉄との乗り入れが検討されていた1992年に登場しました。
京都市営地下鉄との乗り入れ対応のため、京津線・石山坂本線の車両の大型化が検討されました。
京津線は大谷駅付近に急勾配区間が存在します。
大型化したうえで勾配に耐えうる性能を求めるため、京津線と石山坂本線の600Vから1500Vへの架線電圧の昇圧が計画されます。
その昇圧を見据えた複電圧車として登場したのがこの700形(3代)です。
登場時は、まだ路面区間のあった京津線の準急(路面区間の停留所に止まらない列車)運用に就いていました。
京津線が地下鉄との乗り入れを行うようになると、先に登場していた600形と共に、石山坂本線へ転線していきました。
600形同様、大きな前面窓が印象的で、よく似たデザインをしています。
しかし、やや傾斜のあった前面形状を持つ600形とは対照的に、すっぱりと垂直な前面形状に変更されているので、容易に見分けることができます。
琵琶湖の南をゆるゆると進む姿は何処かしら郷愁を誘います。
現在では京阪本線車両に準じた塗装に改められています。
京阪700形に揺られて、大津の街を旅する夢想しながら、年度末の激務に耐えたいと思います。
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