はりまや橋停留所を中心に、西は伊野停留所への11.2kmを結ぶ伊野線、東は後免町停留所への10.9kmを結ぶ後免線、南北には高知駅前からはりまや橋を通って桟橋通五丁目停留所への3.2kmを結ぶ桟橋線 の3路線からなる 

高知駅前停留所は名前の通りJR高知駅の目の前に直角に設置されていて乗り換えも便利 

 

はりまや橋交差点は東西と南北に複線の線路が交差するダイヤモンドクロスに右左折線が組み合わさった複雑な形状となっています 

伊野線・後免線の電車はほとんどがそのまま相互に直進して直通するが、はりまや橋の右左折線を通る桟橋車庫行きも存在します 

桟橋方面からの桟橋線の電車はほとんどが高知駅行きだが、伊野方面・御免方面行きも存在します 

高知駅からの電車はほとんどが直進して桟橋方面(桟橋車庫への入庫含む)に進むが、平日の朝のみ伊野方面へ右折する直通便があります この際にタイミングが合えば、

 

一番北側を西の伊野方面から北の高知駅方面への左折線を通る電車(実際にはその後南進して桟橋車庫へ向かう)[時刻表上では8:11着で降車を終えたあと=8:12〜13頃] 

真ん中を北の高知駅方面から西の伊野方面への大きな右折線を通る電車[時刻表上では8:12頃] 

一番南側を東の後免方面から南の桟橋方面への左折線を通る電車[時刻表上では8:13頃] 

 

の3両が交差点内で同時に右左折する「とさでんトリプルクロス」と呼ばれる光景が見られるかも ダイヤの遅れや信号タイミング、車の混み具合など不確定要素いっぱいなので見れたらラッキー 

 

実は以前にクラファンでトリプルクロスのイベントに参加させてもらったことがあり、その時の光景はこんな感じ(交差点南西より撮影 左上側が高知駅方面)

(2019年1月 トリプルクロスイベント)

 

 

車両は多彩で、今回出会った車両を紹介 

 

【3000形電車 ハートラムⅡ 】 2018(平成30)年・2021(令和3)年に導入 3車体連接車で 2編成が在籍 

(3002号車 とさでん交通標準塗装)

 

【1000形電車】 1981(昭和56)年に導入 土佐電気鉄道初の新製冷房車  2両が在籍 

(1001号車 土佐電気鉄道標準塗装)

 

【800形電車】 下関市内線から 1971(昭和46)年に編入 

(801号車 土佐電気鉄道標準塗装)

 

【600形電車】 1957(昭和32)年〜1963(昭和38)年に導入 都電7000形をモデルにした土佐電気鉄道の自社発注車 29両が在籍 

(609号車 土佐電気鉄道標準塗装)

 

【200形電車】 1950(昭和25)年〜1955(昭和30)年に導入 都電6000形をモデルにした土佐電気鉄道の自社発注車 14両が在籍 

(210号車 とさでん交通標準塗装)

 

なお、東西を直通する電車には「ごめん」「いの」とひらがなで書かれた行先板が掲げられていました これがユニークでかわいい 

 

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トリプルクロスに関しては、地元のダイヤモンドクロス委員会の方が定点観測をして上手く発生した時の映像をYouTubeで提供してくれています さすが地元の強みですね 

 

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