阪急茨木市駅には近鉄バスが多数発着し、阪急バスと共に輸送を支えていますがJR茨木東口を起点・終点とする83番(水尾循環)と84番(桑田循環)は茨木市駅西口のバスターミナルに入らず、少し離れた東西通り上にある阪急茨木南口に発着するため阪急電車との乗り換えがやや不便です。水尾・桑田方面へ行く便だけでも西口ターミナルを経由させれば良いのにって思いますが他の系統との兼ね合いもあるので難しく、今でも渋滞していることがある駅前の道路が更に酷くなることも目に見えているので諦めるしかありません。

 

(2021.6.5撮影)

 

 84番(桑田循環)に充当される5001(大阪200か4915)です。2020年導入のいすゞエルガですが行先表示が白色LEDになったため見やすくなり、前面に「KINTETSU」側面に「KINTETSU-BUS」のロゴが追加されたため2019年以前に導入された同型車とは雰囲気が異なります。

 

(2021.6.5撮影)

 

 続いては高架下にある阪急茨木南口停留所に停車中の5003(大阪200か4917)です。ここは京阪バスの寝屋川市駅行きも停車するので両社のポールが置いてありますが2系統が発着する近鉄バスの方が当然本数は多く、時間帯によっては京阪バスを待つ乗客の姿も見られます。またここから先は83番(水尾循環)と84番(桑田循環)で経路が別れ83番は船木町交差点を右折して水尾3丁目方面へ向かい、84番は交差点を直進して桑田町方面へ向かいますがどちらの系統も途中から行先表示を「阪急茨木南口 JR茨木東口」に変えるので場所によっては阪急茨木・JR茨木方面行き同士のすれ違いが見られ、趣味的に面白い点になっています。