皆様こんばんは、備前国鉄道です。
 
最近ホント暖かいですよね。
 
今日の岡山の最高気温はまさかの23℃。
 
今年は桜の開花が早くなるのかな。
 

 
さて、他の記事の影響で暫く続編を書くことができていなかった、2月27日の姫新線・福塩線乗り鉄旅を振り返るシリーズ。
 
part4となる今回は備後落合駅からのスタートです。
 
山間の秘境駅での乗り継ぎ時間は15分強。
 
ここより西は旧JR広島支社管内となり、車両も広島所属のキハ120-332「カープ号」に
バトンパス。
 
 
かつて蒸気機関車の機回しを行っていた転車台を横目に、備後落合駅を出発です。
 
 
列車は次の比婆山駅までの5.6kmを蛇行しながら約15分かけて走って行きます。
 
木次線方面から流れてきた西城川と合流し、比婆山を過ぎるとだんだんと開けた田園地帯へ。
 
15時27分、備後庄原(びんごしょうばら)駅に到着しました。
 
 
 
この駅は人口3万人の街 庄原市の代表駅。
 
広島県の北東部を占めており、その面積は全国13位。
 
さらに近畿以西では最大とのこと。
 
これまで通ってきた東城駅や備後落合駅も全て庄原市域。
 
良質の雪質でスノーアクティビティを楽しめるスキー場や、秋の紅葉で知られる名勝 帝釈峡などが有名なところです。
 
 
備後庄原駅では対向列車との行き違いのため4分間停車。
 
備後落合行きと交換し、15時31分に発車しました。
 
 
さらに走ること約30分で、終点の三次駅に着きました。
 
真っ赤な車体が目を引くこのカープ号は、住民有志の方々が資金を集めて実現させたもの。
 
沿線住民や利用者からの人気が高いそうで、当初は今月までの予定だった運行期間が今年12月まで延長されることになりました。
 
 
特産のブドウを使って作られたワインや中国地方最大級の河川である江の川で行われる鵜飼いで知られる三次市。
 
駅前には鵜飼いをモチーフにした大きなモニュメントがありました。
 
 
ここから広島駅までは快速列車に乗れば1時間20分程度で行くことができますが、今回は広島には向かいません。
 
小一時間ほど休んだら、今度は福塩線方面へ向けて折り返していきます。