ことし7月に100系スペーシアからスペーシアXが新たに戦線に加わりますね。その2編成が先日甲種輸送されました。東武鉄道としては古くから国鉄と争っていた日光という国際的な観光地の争奪戦のためスペーシアXのルーツというべき1720系や5700系がいました。
1720系は「DRC」こと”デラックスロマンスカー”という名称を与えられ一見、ボンネットタイプの先頭車に屋上はキノコ型のクーラー、そして何と言っても独特の形状の先頭車はアメリカンのような井出達もセンセーショナルでした。高速度試験も行われライバル国鉄との徹底抗戦を意図していたようですね。そんな往年の姿を撮影したふたまたせんさんからです。
ふたまたせんさんから
今回の新しいスペーのシアXの東武鉄道という事ですので、昔の写真を送ります。撮影は昭和41年10月13日で、初代デラックス特急列車こと、当時は”デラックスロマンスカー”と言われていました。その他、普電や貨物輸送に従事していた電気機関車も見えます。撮影は日光・下今市での一コマです。駅舎と自動車に時代を感じさせますね。(笑)
DRCは永らくフラッグシップを務めたのち、現行の200系に機器を引き継ぎ、書類上はまだ現役というのも如何にも東武らしい”物持ちの良さ”を表していますね。今回デビューするスペーシアXは果たして末代まで語り草の車両になるのかも気になるところです。そんな特急電車たちのルーツからです。
200系の車両は1720系の生まれ変わりというのも凄いですね。
かつての優等列車も特急から快速に転向し余生を過ごしました。
※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。