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先週はお目汚し失礼いたしました。
本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。JR西日本 223系 6000番台 です。
現在のJR西日本アーバンネットワークの核心にいる車両が、223系かと思います。
元々は東海道線の新快速運用に就くために開発され、それまで新快速運用に就いていた221系よりも+10km/時となる130km/時での運用が可能な車両として、223系1000番台が登場しました。
そのコストダウン版である223系2000番台が1999年に登場、新快速運用を223系で統一することができました。
221系は一部残っていた113系による快速運用を引き継ぎます。
しかし、221系は大和路線・奈良線などへの転出が進んでゆき、221系の快速運用を引き継ぐために投入されたのがこの223系6000番台です。
223系6000番台として製造されたのではありません。
もとは223系の2000番台で、改造を施されています。
221系との併結運用を想定するため、最高速度を221系の性能に合わせ、120km/時に制限されているのが大きな特徴です。
元々はスイッチで切替できたそうなのですが、恒常的な併結が行われるようになり、誤操作防止のため、221系の性能相当に固定されています。
せっかく高速で走る性能を持ちながら、その能力を制限されるのは、223系がもし人だったら、本人としては不服でひねくれてしまいそうな気もします。
2008年に登場しました。
東海道線線の快速運用や、宝塚線・福知山線、おおさか東線、嵯峨野・山陰線、草津線等に顔を出しています。
外見上の特徴は、全面貫通扉と乗務員扉の下部に黄色のラインが引かれている点です。
コロナ禍の減便で余剰となった223系が6000番台として転出してきており、湖西線や草津線に残る113系・117系は風前の灯火となりそうです。
アーバンネットワークの立役者223系が、関西一円を席巻し、天下統一を成し遂げる日も近いかもしれません。
活躍の場を広げる223系6000番台。
お顔の前の黄色いラインが「オレまだ本気出してない」と訴えかけているかのように見えてきました。
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