鍛冶屋線廃線跡 2 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

 

旧市原駅 駅舎。小奇麗に修復されて鍛冶屋線記念館として静かに余生を送っています。

もう40年近く前に来たことがありますが、見知らぬ路線で予定外に降り立った不安な気持ちと雰囲気だけしか記憶に残っていません。

 

 

 

 

 

 

その傍らに静態保存される鍛冶屋線・加古川線で走っていたキハ30。

 

 

 

 

 

 

 

元は加古川線カラー、グリーン地に白ラインだったボディーでしたが、それも経年で色褪せ、地元アーティストのデザインで塗り直されました。

 

 

 

 

 

車体裾は錆が浮いてボロボロ…

 

 

 

 

 

 

 

車体下に潜り込んで埃の積もった床下機器の観察。微かにディーゼル煤煙の薫りがしました。

 

 

 

 

 

 

塗装面の下に雨水が溜まり劣化を進めています。こうなると内側からボディーを侵し、いずれ塗装面が裂け、修復より解体を選ぶことになるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

一時の保存熱が冷めると、放置され朽ちていき、最終的には負の遺産として解体されがちな屋外静態保存車です。

廃止後30年以上経ち地元有志の手により手入れはされているこの車両はまだ幸運のようです。

 

 

 

 

 

 

橋を渡って対岸からの旧市原駅とキハ30を。