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【京都幕間旅情】221系みやこ路快速-複線化ヘッドマーク!京都-城陽間複線化へかわりゆくJR奈良線

2023-03-05 18:14:24 | コラム
■京都-城陽複線化へ
 映画ガメラⅢでは117系がはしっているという奈良線から103系電車が引退して間もなく一年です。

 221系電車に奈良線複線化工事の進展を記念するヘッドマークが掲げられている。先日2月25日から26日にかけて奈良線を京都駅と城陽駅の区間で12時間にわたり列車を止めて行われていた複線化工事ですが、その工事の成果がまもなくみえてくるという。

 103系電車の運用は2022年のダイヤ改正とともに205系に置き換わりまして、変な話ですが旧山手線塗装に近い103系が旧京浜東北線塗装に近い205系で置き換わり、都会のような雰囲気なのか否かなのかわからないというのが奈良線のわたしの印象なのです。

 奈良線複線化第二期、いよいよです。3月18日のダイヤ改正において大きな転換となります。現在奈良線は34.7km、このうち複線部分は京都駅からJR藤森駅の5㎞、宇治駅と新田駅の3.2㎞、ここで走りながら行き違うことで運行頻度を確保しているのです。

 ダイヤ改正において、JR藤森駅から宇治駅までの9.9㎞、そして新田駅から城陽駅までの2.1km、更に木津に近いところではありますが山城多賀駅と玉水駅の2.0kmが複線化します。これがどういうことかといいますと、京都駅から城陽駅までは複線化で繋がる。

 京都駅から城陽駅までは20.2km、いや奈良線全線は34.7㎞ですので全線複線化まではもっと時間を要するのでしょうけれども、複線化により大きな恩恵があります、それは速達化、実は単線区間では95km/hまでしか速度を出せていないのですが、ここが高速化へ。

 110km/h運転、複線区間は110km/hの比較的高速運転が可能となりますので、京都と城陽の区間は短縮され、これにより、みやこ路快速の奈良と京都の所要時間も早くなることが期待されます。特急あおによし、近鉄特急との熱いバトル、となるのでしょうかね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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