2月25日 16:00新静岡発柚木行き
この"片道切符の旅"で1985年からずぅーっと走り続けた静岡鉄道1012Fの旅もこれで最後です。最後に車内を撮影しようとしましたが、さっきまで閑散としていたホームには黒山の人だかり。自社のサヨナラバス以外、ラストランにはあまり立ち合わなかったので完全に乗り遅れました。
40分ほど前の1012F車内
2023年2月25日
静岡鉄道3009F
A3009+A3509
音羽町ー新静岡
2023年2月25日
3008Fまでは🌈レインボーカラー🏳️🌈で揃えられましたが、3007F・3009F〜3011Fはステンレス(無地)となりラッピング電車に用いられています。3009Fは今月引退予定のと同じく1011F(ちびまる子ちゃん電車)と同じくちびまる子ちゃん電車となっていますがラッピングは車体側面のみとなっています。入っては出るA3000型電車を観ていたらこの日、デビューした3011F✨が入って来ました。
活躍は今日まで
クハ1512+クモハ1012
活躍は今日から✨
A3511+A3011
この日までの1012F、この日からのA3011Fが並びました。鷹匠町踏切には、多くの鉄道ファンの他にも親子連れ、また女の子の二人連れもいました。この場所には顔馴染みの方も何名か居て、そのなかに👺サマの息子さん🤠もいました。
その彼の手には…
午後ティー⁉︎
実はワタシが鷹匠町踏切で撮影している間に午後ティーの記念配布がありました。
静岡鉄道3011F
A3511+A3011
新静岡ー音羽町
2023年2月25日
ピカピカ✨の車体を揺らして新静岡を出発するA3011F。今日から静岡と清水の間を走る毎日が始まります。
いよいよ16時00分、1012Fのラストランが出発します。普段はこの時間に発車しません。つまり16時00分は臨時列車です。
発車間際の車内は、立ち席客も出ましていよいよさよなら電車の空気が立ち込めています😭。
運転席にはモハ1012とクハ1512、どちらの運転席にもお花が運転席横に置かれていました。
新静岡を出発して、日吉町16:01、音羽町16:02に停車します。1985年(昭和60年)から続いていた日常がこの瞬間に終わります。音羽町に最後の停車です。
16:05、ラストランは5分間のミニトリップ。沿線にも多くの人がスマホやカメラを向けていた姿が印象的でした。お客様を乗せて踏切を渡るのもこれが最後…
柚木駅に着く間際に柚木のガードを潜って来たのは長年、この区間で顔を合わせていた静鉄バスの"赤バス"こと馴染みのこのカラーを纏った1041号車(三菱2TG-MP38FM(2021年)でした。
16:05、終点の柚木に到着。4分後には後続列車が来るため別れの余韻に浸る暇もありません
列車は多くの人に見送られ、隣の長沼車庫へ回送となりました。
1012Fのさよなら電車の後は…❓
実はこれから九州の熊本電気鉄道にて第二の車生が予定されています。彼の地には、既に1009Fが2022年3月より稼働を開始しています。
全長17.8m、架線電圧600Vと熊本電気鉄道としては好条件であり、過去にも静岡鉄道100型電車が譲渡され長らく活躍しました。
さよならの向こう側には、1000系電車の到達を待つ新しい就職先があっだのでした。