北海道の鉄道について考える | 元高校教員のブログ

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定年退職から5年が終わりました。この間1年10ヶ月以外は自由人として旅人生活や地方でのに二拠点生活をしています。

定年後の5年間でかなり北海道に行ったのであるが、鉄道がどんどん廃止されていった。

国鉄時代の路線図を見ると、減り方には衝撃を受ける。

 

台風の被災後、放置されてそのまま廃止になった路線もある。

 

札沼線のように廃止予定より早く消え、サヨナラ運転もなかった路線もあった。

4月にはイベント列車もあったが、コロナで中止となり気の毒であった。

終点の新十津川は滝川駅にも近く、街自体そこそこの大きさがあり、大きな病院もあった。

1日1往復という不思議なダイヤでもあった。

  4年前の新十津川駅

廃線後の様子はひろりんさんをはじめ、YouTube動画にも複数投稿する方がいる。

 

1月に留萌本線や根室本線の廃止区間を乗車したことは書いたのでここでは書かない。

葬式鉄とか言われるが、まさにそういう状況であった。

あと10日ほどなので、今日も混雑しているのだろう。

 

1月29日のブログで「旧天北線代替バス・・・」のブログを書いた。

これはヤフーニュースに土屋 武之 氏(鉄道ジャーナリスト)が東洋経済の記事が掲載されたものについてであった。

鉄道廃止後、音威子府駅からの代替バスも廃止になるのだというニュースであった。

  音威子府駅改札側の駅舎 木材の村である

 

今日は同じ方が「旧天北線、鉄道廃止イコール「地域の衰退」なのか 最北の特定地方交通線、浜頓別―南稚内間の今」という

レポートを出していた。

ヤフーニュースで紹介されていた。

この記事も東洋経済の記事である。

 

人口減少や自動車利用が主な理由であろう。

ここできちんと生活をしている人もいる。

稚内から鬼志別までは4往復しかない。

途中に観光名所の宗谷岬もあるが、なかなか厳しい。

 

ロシアという国も日本に恐ろしい発言をしており、大丈夫なのかと思ってしまうのである。

北海道が今後どうなるかが心配である。

 

【補足】この時点では根室本線富良野-新得間が廃止になると認識していました。