水島臨海鉄道といすみ鉄道のキハ30 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(気動車保存のために姿を残す)

 

本日は,「ホビーセンターカトー 10-923 久留里線復活国鉄色タイプ」を紹介します.タイトルの通り,このセットに収録されている車両のうち,68番が「いすみ鉄道」へ,98番(とセットからの収録漏れの100番)が「水島臨海鉄道」へ移籍となって,部品取り車としてそれぞれの気動車保存を支えています.2010年ごろの製品でカメラカーとして売られていた時期もありました.以前の製品ですが,筆者が導入したのは比較的最近です.

グレー床下,製品仕様でのブタ鼻ヘッドライトのキハ30はKATO製品ではこれだけです.列車無線アンテナは足を切って接着するようになっています.KATOのキハ30では,M車には屋根裏にウエイトが搭載されています.

 

模型では水島臨海鉄道やいすみ鉄道の気動車群,さらには小湊鉄道と並べるのもありです.

この2社,気動車の保存運転で有名ですが方針は対照的で,水島臨海鉄道では比較的多めの利用者と貨物輸送による収益を背景に,平日はラッシュ時運用,休日は撮影会・貨物線走行などイベント用としてフル活用されています.一方いすみ鉄道では「キハ28」の引退を余儀なくされています.いすみ鉄道としては,鳥塚前社長が残した菜の花のシーンと,キハ52型を模した意匠となっている「いすみ350型・キハ20 1303」をいかに活用するかがポイントになるのではと思います.