北海道乗り鉄第6弾~The Final⑤前編~【花咲線/根室駅そして最東端へ】 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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昨日の道東激走450kmを経て

道東の『北の大地の入場券』を回収

たっぷり睡眠をとり目覚めた朝

連泊の釧路ロイヤルインのレストランから

釧路駅を眺めながらゆっくり朝食。

 

今日はいよいよ

『北の大地の入場券』コンプリート

そして

JR北海道全線完乗

を達成する日。

 

その最終ゴール地点に選んだのは

〈根室本線・花咲線〉根室駅

ホテルをチェックアウトし

釧路駅へと向かう。

「また、お逢いいたしましょう」

と書かれた動輪のモニュメントを通り過ぎ

釧路駅に入ります。

1番線にはおおおぞら4号が停車中

そして 普通 8:18 根室 の乗り場へ移動

発車を待つ普通列車は

キハ54-521花咲線ラッピング車

新型H100で花咲線釧網線仕様の

ラッピング車もデビューしましたが

そちらの方は釧路-新得を走っています。

アンシンメトリーカラーの車両なので

隣に列車か着く前に見ておきます。

赤い面には

雪をイメージしたデザイン

 

白い面には

はまなすの花と花びらのデザイン

 

〈花咲線〉沿線は地球探索鉄道と称し

日本最東端の鉄道を守るプロジェクトを

根室市が立ち上げ根室駅開業100周年

PR活動をしています。

クラウドファンディングを行い

バス・タクシーにもこのラッピングがあります

8時過ぎ回送列車などで釧路駅の5番線まで

全てのホームに列車が停車しています。

 

そろそろ根室行きの発車時刻ですので

乗り込みます。

乗客は10名ほど。

進行右手は席が埋まっているので

窓割り優先で左後方9Aに座る。

転換クロスシートは初代0系新幹線の

リユース品に交換。

なので、座席と窓の位置がずれています。

モケットは張り替えられ花咲線沿線の鳥や

白樺の木、根室灯台があしらわれています。

車内はちょっとお出かけ近所のおばあさんに

俺を含め4名の乗り鉄。

 

まぁ“鉄道ファンあるある”の前面展望で

座席に荷物を置いて前方へ集まりがち爆  笑

俺は後部席なので背面展望独り占めニヤリ

ワンマンなので運転席からの車窓も見えます。

 

釧路駅を後にし

いよいよ、目的達成へと走り出します。

東釧路駅で釧網本線と別れ数分で

 

この風景です。

森を避け盛土の軌道はカーブを描き

そして定規で引いたような長い直線路

2エンジン500馬力のキハ54は軽快に

駆け抜けます。

もう北海道の車窓の一部と化した

エゾジカがゆったりと草むらを歩く姿

そんな中

突然けたたましい警笛と共に急減速

そして、制動とは逆の大橋俊夫氏のイケボ

「急停車しますご注意ください」

心の中で「また鹿か」と思い

動き出した車窓から外を見ると・・・

 

タンチョウが3羽!?びっくり

 

国の特別天然記念物が線路脇の水辺から

慌てて飛び去って行きましたガーン

そらぁ、運転手さんも必死になって

ブレーキ掛けるというものです。

シカとは違うのだよシカとは!!ムキー

あまりにも急で意外な場所での目撃に

全くカメラの準備してませんえーん

 

釧網本線の茅沼駅のように餌付け場所なら

いざ知らず、比較的民家もあるような

川辺の線路沿いにタンチョウが現れる

以前も豊頃の田園でも車窓から目撃しましたけどね

再び動き出した地球探索鉄道

車掌車改造待合室の無人駅尾幌駅を過ぎ

門静駅を出発すると1時間ぶりに

線路は山間部から沿岸部に出ました。

車窓右手に見える穏やかな厚岸湾

それまで茶色の草原ばかりを見ていたので

とても新鮮な景色です。

線路横の浜辺には砂利が敷かれていて

昆布干場になっているようです。

線路は干場から離れ

厚岸駅に到着です。

昨日訪れた『道の駅 厚岸グルメパーク』の

最寄り駅です。

9:13定刻通りに厚岸駅を発車

『道の駅』まで続くピンクの連絡橋

くぐり地球探索鉄道は根室駅を目指します。

厚岸駅を境に車窓は厚岸湾から厚岸湖へと

変ります。

厚岸湾の奥のさらに奥に位置する厚岸湖は

400m程の水路で海とつながった汽水湖

波はほぼなくなりハクチョウがゆったりと

泳いでいます。

5本の川が流れ込んでいるも

いずれも水量の多い川では無いので

ほぼ海と言っていい湖です。

牡蠣の養殖もされており牡蠣好きの俺には

是非食べに行きたい所です。

というか、後日行きましたけどねw

厚岸湖の奥は別寒辺牛川が作り出す

別寒辺牛湿原の中を走ります。

よくもまぁ、こんな湿地の中に線路を

敷設したものだと感じさせる景色が

続きます。

木々に遮られず湿原の風景を見れて

しかも湿原の真ん中を進む花咲線

正直、釧路湿原よりも湿原を感じられます。

 

厚岸湖を離れ再び山間部を抜けると

銭形のとっつぁ~んが張り込み中の

浜中町茶内駅に到着しました。

列車交換可能駅で3分の停車。

釧路行き普通列車と行き違います。

運転士が反対側ホームへ行ったので

厚岸で下車しそこなった方が戻るため釧路行きの

運転士に乗車の説明するためでしょう。

下車して対向列車の写真を撮ります。

ルパン三世ラッピングのキハ54-522

花咲線ゆかりの2両が行き違います。

ルパン三世の作者モンキーパンチ氏は

この浜中町の出身。

なので、この浜中町内の3駅

茶内駅浜中駅姉別駅には

色んな所にキャラが描かれています

 

浜中町から続く沿線の牧場地帯を通り

厚床駅を過ぎ、車掌車改造待合室完備

別当賀駅を過ぎると

丘陵地の間を縫うように走り始めます。

やがて丘陵地が終わりに近づき

カーブを抜けると

海が見えました。

その先には根室半島の付け根から突き出る

落石岬が姿を見せます。

丘陵地の海岸線をゆっくり走り

落石海岸三里浜も存分に楽しめます。

遠目に見える落石岬は線を引いたかの如く

平らに見えます。

 

人工物に遮られることなく

地球が作り出した地形を堪能できる花咲線

湿地も丘陵地も含め地球探索鉄道という名に

相応しい景色を楽しめます。

 

今回乗った 普通 8:18 根室 茶内駅

すれ違った 普通 8:24 釧路 は遅延が無ければ

乗客に車窓を楽しむ観光徐行を行っています。

また、車内で観光ガイドを楽しめるアプリを

利用してJR北海道沿線の観光協会はPRを

頑張っているようです。

 

落石を過ぎ地球探索鉄道は東の果てへ

根室半島を進んで行きます。

昆布盛駅西和田駅と過ぎ

一直線の線路を突き進み

地球探索鉄道日本最東端の駅

東根室駅に到着。

この駅で下車した旅行者も居ました。

何なら俺も降りたい衝動に駆られたが

なんとか気持ちを押さえ

終着の根室駅へと向かう。

線路は大きく回り込むように伸びます

この回り込みがあるので終着の根室駅

『最東端の駅』とはならないのです。

まぁ、日本最東端の有人駅と名乗ってますがw

そして釧路駅を出発し135km2時間半

〈根室本線・花咲線〉

花火花火根室駅到着花火花火

JR北海道全線完乗達成

地球探索鉄道はこの後折り返し

 快速 はなさき 11:08 釧路 として

改札が始まりますので

ゆっくり写真を取る間もなく改札を出る。

 

そして窓口に向かい最後の1駅

根室駅『北の大地の入場券』を回収

これで『北の大地の入場券』完全制覇爆  笑

お祝い完了コンプリートです飛び出すハート

入場券のシリアルNoが0369番

思った程出ていない!?びっくり

それともシリアルNoはあまり関係ない??

 

そして、完乗達成の余韻に浸る間もなく

駅を出て道路向かいのバスターミナルへ。

 

時刻はまだ11時。

 

せっかくここまで来たのだから

そのまま折り返したのでは勿体ない。

もう一足伸ばしてみる事にしましょう。

その為に、ゴールを根室駅にしたのだニヤリ

 

本土最東端の市である根室の旅は

~The Final⑤後編~へと少し続きます。