今日はNゲージ鉄道模型、小田急ロマンスカーNSE 3100系の中間車に室内灯が入りました。車体が短くスペースが無いので..幌パーツの中にブリッジダイオードなど電子部品を隠す という工夫をしてみました。
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KATOの10-1181を入手、簡易仕様ながらDCC化して走れるようになりましたが、電動車のDCCデコーダ配置は室内灯の仕様が決まらないと先に進まない..と書いていました↓。その室内灯が入った10号車(3202)です。例によって自作テープLED仕様です。
先ずこんなユニットを作成、ブリッジダイオードの交流(DCC電圧)側に銅板の切れ端を、直流側に抵抗(この時点では4.7kΩ、後に1kΩへ換装)と、その抵抗からカットしたリード線をハンダ付けしています。普通は抵抗とリード線の先にテープLEDをハンダ付けするんですが、今回はやりません。このユニットを...
入れるのは幌パーツの中です。連接車体のロマンスカー、1両ごとの車体が短く全然スペースが無いな..と思っていた所、連接幌パーツの内部が空洞だった..ここを使うか~ でした😁。リード線は1mmの穴をあけて通しています。(通す作業が結構難しい😅。)
KATO純正室内灯の集電シューをそのまま奥に倒して使い、左右にハンダ付けした銅板の切れ端に接触させます。上部のリード線がテープLEDへの端子になります。
テープLEDは例の如く??屋根板とボディーの間に挟み込みですが、50mmしか入りませんでした。もうちょっと長いと良かったんですが、120LED/mタイプを切り出せるのは25mm単位、75mmは入りきらなかったんですよね~😅。テープLEDに燐青銅板をハンダ付けし..
緑矢印と青矢印が接触することでテープLEDへ給電する構造です。0.3mmのプラ板を貼って天井板とします。
幌の中にブリッジダイオードユニットを隠しているので、車端小窓部がスッキリ見えます。KATO純正室内灯を使うとここに集電シューと室内灯ユニットの脚が見える筈です。また天井仕込みなので、写真中央窓右の室内に見える純正室内灯導光板を支える脚もこの後カット出来ます。しかしどうせなら左端までしっかり照らしたかった..テープLEDが短すぎるんです😅。どこを探しても25mm単位か50mm単位ばかり..30mm単位で切り出せる なんていうヒネクレたテープLEDがあるともうちょい何とかなるんだけどな~😁。
それでも綺麗に室内を照らしてくれます。左の座席が黄色い車両はちょっとドギツイ感かも😅。同じ施工をしているんですが座席が明るい色だと感じが変わります。なお、私の所はDCC運転ですが、パワーパックでも同じやり方で行けるんじゃないか?と思います。(詳しくは以下記事をご覧ください↓)
奥が施工前、試しにKATO純正室内灯を入れてみた所です。左端から照らすので写真右に行くに従って照度が落ちますが、車体が短いのであまり目立たないな~ とは思いました。手前はテープLED化後、やはり両端が暗いのが気に入らないな~😅。
上の写真と同じ10号車、既に端まで光が届くよう手直しを始めています😁。が、これには半端サイズのテープLEDが必要..他にもやっていることがあるのでまた改めて書こうと思います。NSEロマンスカーは色々あって長くなりそう..😅。
編成を分割して作業する際片側に台車が無いのでやり難い とも書いていましたが、写真の様な簡易台車を付けられるようにしました。余ったワキ8000の台車(TR211)と床下を使って作っています。
ワキ8000はKATOの製品(8024)では納得いかず、台車交換(TR211→TR223)とボディーの継ぎ接ぎ(ワキ8000又はスニ40とワキ10000のものを合わせる)ということをやるので、床下と台車は余っていました。床下を切り出して簡易台車にしています。矢印、NSEと似た形状で縦方向に切込みを入れ、
矢印の様に、台車の無い側に挟み込みます。挟み込んだ部分の摩擦だけで固定していますから走行には向きませんが、作業線の上を移動できればいい..という用途には使えそうです😁。
段々本格走行への道筋が見えて来た小田急ロマンスカーNSEですが、先頭車の室内灯という難題が残っています。幌パーツが付いていないので同じように..という訳には行きません。展望座席もあるし..色々考えて施工する必要があるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。