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【京都発幕間旅情】N800系電車で千葉中央へ!津田沼から京成電鉄乗入れで千葉を結ぶ新京成電鉄

2023-02-25 14:10:33 | コラム
■新京成電鉄の旅路
 全て六両編成という考えてみると叡電の延長線上のような印象で観ていた新京成電鉄はなかなか大都市の近郊輸送を担う電鉄だと認識を改めました。

 N800系電車の到着、2005年に新京成電鉄が運用を開始した車両で、初めて新京成電鉄を利用した当時は旧塗装という昔の肌色と海老茶色の塗装が基本でしたが、この車両の導入とともに新塗装への置き変わりが始まり、気づけばもう新塗装ではなく現塗装と呼ぶ。

 N700系新幹線電車にはよくといいますか多忙な今月は毎週のようにお世話になるのですけれどもN800系については、なかなか利用する機会がなく、しかしこの車両から京成本線乗り入れ運用を念頭としたといいますので、習志野から千葉へ移動する際は重宝しています。

 新京成電鉄は京成津田沼駅と松戸駅の27㎞を結ぶ私鉄線です、スカイライナーで知られる京成電鉄の完全子会社となっていますが沿線24駅の周辺開発にも臨み、しかも地方私鉄とはいえ東京近郊路線であることからラッシュ時には5分間隔の高頻度運行を行う。

 京成津田沼駅からいまは京成電鉄の乗り入れていて、千葉中央駅まで直接行くことができる。元々は帝国陸軍鉄道連隊の松戸連隊演習線という、軍需輸送が拠点貨物駅から第一線の段列地域までの末端輸送を臨時敷設した軽便鉄道に依存していた時代のなごり。

 陸軍鉄道連隊の線路をそのまま利用していたのか、といいますとそうではなく、戦時中はその鉄道資材を別の第一線輸送へ転用していた事例が多いため、用地だけはそのまま、しかし戦前は地域住民無料輸送も行っていた関係で戦後に路線を再整備できた歴史が。

 新京阪電鉄の更新というべき阪急京都線はよくお世話になるものの、千葉にはあまり縁のない当方としましては新京成電鉄も利用することは少ないのですけれども習志野空挺団、個人的にはこの習志野駐屯地の関連行事の際にお世話になる、という印象の路線です。

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