今日はNゲージ鉄道模型、KATOの小田急ロマンスカー NSE 3100系の話です。DCCで動かすための改造に着手、簡易仕様でひとまず運転できる所まで持って来ました。先頭車のライトDCC化は楽かと思いきや..不思議な構造で苦労しました😅。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

DCC化作業を終えた姿前、尾灯を個別に制御できるようになりました。

 

バラシてみるとライト基板の構造や逆三角形状の集電シューが入っている..ウェイトが2枚入っていたのだけ意外でしたが、床下機器も一部外せるし、前回記事↓で書いた通りDCCフレンドリー構造に違いない、と信じて作業を始めます。

 

 

最近の標準、DCCライト制御デコーダFL-12をライトユニットにハンダ付けします。何度も書いていますがこれをやっておかないと基板が焼損する恐れがあります↓。

 

 

順調に作業を進めて、座席パーツを組もうとすると..あれ??入らない..😞、矢印の様にかなりガッツリ削りを入れて、DCC基板の素子と干渉しない様スペースを確保する必要がありました。

 

裏側、矢印の部分にも切込みを入れています。他のDCCフレンドリー車両には入っている切込みです。スライドスイッチが入っている訳でも無く、わざわざ床下機器の一部が外れるようになっているのにDCCデコーダは入らない..😅

 

小田急の車両が他に無いので西武2000系を並べましたが、通勤電車に比べNSEは実車同様床や車高を低く抑えて作られているので、高さ方向のスペースが足りなかったものと想像されます。が、何でわざわざ床下の一部が外れるようになっているのか??DCCデコーダは入らないしスイッチも無いのに???..何とも不思議な構造です😅。

 

組んだ時に矢印の様に少し膨らむんですが、既にギリギリまで削りを入れているのと運転には支障無いみたいなのでひとまずこれで行きます。先頭車で苦労するとは思わなかったな~😅。

 

続いて電動車です。左右のダイギャストが台車=線路電源と直結、GM-3モーターの集電シューがダイギャストに触れて集電する構造でした。

 

DCCで運転するには線路電源直引きはNG、デコーダからモーターへ給電する回路を作らねばなりません。そこで集電シューをカットし、写真のようにケーブル2本をハンダ付けしました。太さ0.7mmほど、室内灯などによく使う0.4mm径より太いものです。走行のための大電流が流れますからあまり細すぎは厳しかろう..です😁。この先の目途は全く立たずでしたが、何はともあれモーターからケーブルを引かないと始まらない..という考えで着手しました。(↑室内灯などに使うのは0.3mm径と書いていましたが、0.4mmの間違いでした。失礼しました。)

 

ケーブルは上向きに生やし、ダイギャスト内側には絶縁テープを貼っています。モーター集電端子が外側のダイギャストに触れたら..恐らく基板がお釈迦になるので😅、確実に絶縁です。

 

ダイギャスト上部も座席パーツ裏も削りまくってどうにか座席下にケーブルを収めました。0.4mm径を使えれば楽だったんですけどね。NSEは削り作業が多い..😅。

 

右端からケーブルを上へ出しました。左側、室内灯用の集電シューにDCCデコーダDZ125をハンダ付け(配線し直しの中古品のため赤いシュリンクフィルムは撤去しています。)オレンジのケーブルはモーター出力端子にハンダ付けしています。

 

これでは室内にケーブルがモロ見えなんですが😅、簡易仕様です。デコーダとケーブルをどう隠すか?は室内灯の仕様が決まらないと先に進まん と思ったので。ひとまず運転してみたいもありました😁。床下機器が下に下がり気味ですがこれには原因があって..この後解消しています。

 

室内灯が入っておらず、電動車も簡易仕様のままですが、何とかなって運転は可能になりました。連接のジョイント音..イイかも😁。この先室内灯の仕様決定と施工、電動車のケーブル、デコーダをどこに隠すか? 作業は続いて行きます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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