珍しく2日連続での投稿となりましたが、今回も最後までお付き合いいただけると幸いです。

府中駅から先が座席指定券不要とか、座席がリクライニングできない(今は1本のみ可)、トイレやテーブルが無くて不便と様々な声がある京王ライナーですが、満員電車に乗りたくない時や疲れた時のご褒美でたまに乗るには十分な料金(410円)のライナー列車だと思います。
座席指定券は専用券売機
【京王八王子方面の停車駅】
明大前(乗車専用)、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野、京王八王子
【橋本方面の停車駅】
明大前(乗車専用)、京王永山、京王多摩センター、南大沢、橋本
※新宿方面の各列車は明大前駅が降車専用

調布駅通過の理由として、京王電鉄は「新宿~京王八王子間・新宿~橋本間ともに営業キロが約40キロメートルであることから、その半分となる20キロメートル以上を基準に選定した」としている。「沿線価値の向上を図り、新宿から離れた駅にも短時間でアクセスできる利便性を持つことを大きな目的とし、新宿駅から約15キロメートルの調布駅は通過となった」そうな

京王ライナーに使用される5000系(2代目)は7編成70両製造、2017年9月29日に運用を開始、総合車両製作所のSustina構体を採用したほか、車上蓄電池システムを装備するなど京王電鉄初の新機軸が盛り込まれた車両です。(写真は運行開始初日の5000系)

車上蓄電池システム(床下のピンクの箱)により、電車がブレーキをかけた際に発生する回生電力を蓄電池に充電し、電車が走行する際の電力として供給。停電で駅間に停車した時は、蓄電池に充電した電気を使用して自力で走行することが可能。※写真は昨日の記事で取り上げた模型

臨時列車では元日の「迎光号」(迎春号)、3・11・12月には行楽期の臨時列車「Mt.TAKAO号」「高尾山ハイキング号」、ゴールデンウィーク期には多摩動物公園行きの「キッズパークたまどう号」、東京競馬場での中央競馬開催日とGIレース場外発売で特に来場者が多い有馬記念(中山競馬場)の開催日には府中競馬正門前駅始発京王線新宿行準特急にも充当されています。
