林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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関西京都大阪乗り潰しの旅32.

2023-02-20 | 鉄道・旅行

 32.西宮の彷徨と今津での乗り換え

尼崎から西宮まで移動して改札を出る。
西宮に到着したのは8:00a.m.ちょうどだった。

西宮駅は島式2面4線の高架ホームを有する阪神本線の駅である。
1番線は上り副本線、2番線は上り主本線、
3番線は下り主本線、4番線は下り副本線となる。
また三宮方の上下線に引き上げ線が設置されており、
梅田方面の折り返し列車が使用する。
阪神電気鉄道1899年6月12日摂津電気鉄道として設立し、
7月に阪神電気鉄道に社名変更、
1905年4月12日には三宮から出入橋(現・廃止)までが開通、
この時西宮も同時に開業した。
1968年4月7日に神戸高速鉄道が開業し、
山陽電気鉄道と相互直通運転開始する。

改札を出て東口から北に向かって歩き出した。
暫く歩いて行くと鉄道の高架線を発見した。
阪急今津線は南北に走っている路線で、
阪神本線とほぼ並行に走っている高架線の存在は不思議だった。
少しすると電車が通過して自分の間違いに気付いた。
JR神戸線(東海道本線)の高架線だったのである。
自分の記憶だけで行動してしまったが、
それが間違っていると思い直し、西宮駅まで戻った。
思い出せないため、事前の予定通り、大阪梅田まで行くことにした。

しかし乗った電車の車内放送で、
隣の今津駅が阪急今津線の乗り換え駅だと知った。
今津線の乗換駅が今津なのは、至極当然である。
そのことに気付かなかったのだ。

阪神電鉄今津で改札を出て、阪急電鉄今津駅に乗り換える。
通路が設置されていて、「阪急電車のりば」の案内が出ている。

この乗り換えは2004年3月10日に行っているが、
18年前なので全く覚えていなかった。
しかもこの時は阪神今津駅の駅取材をするために地上に出たため、
この通路は使わなかったのだ。
“西宮”が今津線の乗換駅になっていると記憶していたのは、
阪急“西宮北口”と勘違いしていたのだった。

阪神電鉄今津駅は相対式2面2線の高架ホームを持つ駅である。
阪急今津駅とは連絡通路が設置され、
地上に降りなくても乗り換えられる様になっている。
初代の今津駅は現在の久寿川駅で、
現在地より600m梅田に近い位置にある。
この駅は1905年4月12日に阪神電鉄本線が開業したと同時に開業した。
1926年12月18日に阪急電鉄今津線が今津まで延伸され、
現在地に今津駅を開業した際、
初代の今津駅を久寿川駅に改名し、今津駅を新規開業した。
開業当時は今の阪急電鉄の今津駅とほぼ同じ場所にあったが、
後に大きくカーブして阪神本線と並ぶ形で延伸された。
交通の多い今津駅付近の踏切をなくすため、阪神本線は高架化が計画され、
1998年5月30日に下り線を高架に切り替え、
2001年3月3日に上り線も切り替え、完全高架化された。


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