こんにちは。
今回は、S59年1月に撮影した「伊豆箱根鉄道大雄山線の旧型電車」の写真を載せてみました。ネガの順番から、根府川に行った帰りに撮影したものと思います。宜しければご覧ください。
モハ154+モハ155+クハ183 小田原にて
先頭(小田原側)のモハ154は元・国鉄クハ16を電動車に改造した車両です。正面窓がHゴム支持化されておらず、好ましい雰囲気の電車でした。この数ヶ月後に廃車になった様です。
クハ183+モハ155+モハ154 小田原にて
このクハ183は、元・伊那松島のクハニ19005でS41年7月に伊豆箱根鉄道へやってきました。元々はWルーフのモハ30として登場しましたが、のちに電装解除されクハ16100番台⇒クハ16200番台⇒クハ二19⇒伊豆箱根へ譲渡という経歴を持っています。
モハ154+モハ155+クハ183 小田原にて
ネガの順番からすると、小田原駅を発車していくところだと思います。
モハ153+サハ182+モハ156 小田原にて
モハ153を先頭にした3両編成が小田原駅に入線してきたところ。このモハ153は元・国鉄クモハ11です。個人的には正面窓が3枚ともHゴム支持化されているのが残念でした。
モハ156とモハ64の並び 小田原にて
手前のモハ156はモハ153とペアを組んでいました。この車両も元・国鉄クモハ11です。奥の車両はモハ64で、元・国鉄のクハ16。後パンが特徴でした。2編成が並んで発車の時を待っています。当時の大雄山線は、これらの様な17m級の旧型電車の宝庫でした。
終わりに…
小田原駅ホームで大雄山線を撮影していると、EF58牽引の荷物列車が入線してきました。最後尾は当時少なくなっていた旧形荷物車でマニ36?でしょうか、下からSGの蒸気が出ています。東海道線もEG化が迫っており、この様な光景も近場では見られなくなるため、取り敢えず記録しておいた様です。このSG、昭和の冬の鉄道風景のひとつとして忘れられませんね…。
今回は以上です。本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。