昔のアルバムから【30】 伊豆箱根鉄道 大雄山線の旧型電車 | 趣味のNゲージと鉄道写真

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「趣味のNゲージ鉄道模型」という名称で続けてきましたが、鉄道写真の記事を載せる機会が増えたことからブログ名を変更しました。
内容は自分への備忘記録が中心で、旧型車両の話題に偏る傾向があります。拙い内容ですが、ご覧頂ければ幸いです。

こんにちは。

 

今回は、S59年1月に撮影した「伊豆箱根鉄道大雄山線の旧型電車」の写真を載せてみました。ネガの順番から、根府川に行った帰りに撮影したものと思います。宜しければご覧ください。

 

 

モハ154+モハ155+クハ183 小田原にて

先頭(小田原側)のモハ154は元・国鉄クハ16を電動車に改造した車両です。正面窓がHゴム支持化されておらず、好ましい雰囲気の電車でした。この数ヶ月後に廃車になった様です。

 

 

 

クハ183+モハ155+モハ154 小田原にて

このクハ183は、元・伊那松島のクハニ19005でS41年7月に伊豆箱根鉄道へやってきました。元々はWルーフのモハ30として登場しましたが、のちに電装解除されクハ16100番台⇒クハ16200番台⇒クハ二19⇒伊豆箱根へ譲渡という経歴を持っています。

 

 

 

モハ154+モハ155+クハ183 小田原にて

ネガの順番からすると、小田原駅を発車していくところだと思います。

 

 

 

モハ153+サハ182+モハ156 小田原にて

モハ153を先頭にした3両編成が小田原駅に入線してきたところ。このモハ153は元・国鉄クモハ11です。個人的には正面窓が3枚ともHゴム支持化されているのが残念でした。

 

 

 

モハ156とモハ64の並び 小田原にて

手前のモハ156はモハ153とペアを組んでいました。この車両も元・国鉄クモハ11です。奥の車両はモハ64で、元・国鉄のクハ16。後パンが特徴でした。2編成が並んで発車の時を待っています。当時の大雄山線は、これらの様な17m級の旧型電車の宝庫でした。

 

 

 

終わりに…

小田原駅ホームで大雄山線を撮影していると、EF58牽引の荷物列車が入線してきました。最後尾は当時少なくなっていた旧形荷物車でマニ36?でしょうか、下からSGの蒸気が出ています。東海道線もEG化が迫っており、この様な光景も近場では見られなくなるため、取り敢えず記録しておいた様です。このSG、昭和の冬の鉄道風景のひとつとして忘れられませんね…。

 

 

 

今回は以上です。本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。