京都市「バス1日券」廃止へ! | レールは、こころをつなぐ道。

コロナ禍の期間は市バスは市民の足として快適に乗車できたが、それ以前のインバウンド最盛期の状況や、昨今の観光客急増を目にすると、これが元の水準まで戻るとどうなるのか?などと懸念していたが…

 

京都市バスなどが一日700円で乗り放題の「バス1日券」は、均一区間運賃が230円なので4回で元が取れる事から購入者の大半が観光客だそうで…

 

市民から「バスの混雑をどうにかしてほしい」という苦情が相次ぎ、「バス1日券」は2023年9月末に販売を終了し、2024年3月末で廃止する事になった。



京都市は「市バスの1日券が極端に安いのでバスの混雑を必要以上に悪化させている。」と考え、

「プラス400円で市営地下鉄とバスが利用できる『地下鉄・バス1日券』(1,100円)の販売を継続し、地下鉄の利用を促したい」

としている。

 

バス一日券は当ブログでも何度か紹介しているが…

 

繁忙期には京都駅前バスターミナルから塩小路通へ出るだけで10分程度かかるときなども有るので、市バスに頼らず、まずは地下鉄などでのワープがベター。

 

例えば…

京都駅から金閣寺へ

市バス205号系統だと西大路通を経由して通常でも所要時間は約45分程(途中の道路状況により更に延びる)、それをまず地下鉄で北大路駅まで約15分、市バスに乗り換え約15分(こちらは道路の混雑度も少ない)の合計30分程度で行けるのでタイムパフォーマンスが上がる。

 

地下鉄・バス一日乗車券  1,100円 ↓

 

 

 

京都駅から行きたい地区へのルートを、まずは地下鉄かJRか、もしくはステーションループバス↓で七条京阪へ行き(徒歩でも15分)京阪電車に乗車して目的地に近づく方が渋滞は回避できる。

 

あの人も紹介している↓

 

JR奈良線の東福寺駅で京阪電車との乗換えは接続が悪い時があるので、あまりお勧めできないが、3月18日の奈良線複線化のダイヤ改正で接続状況は変わるのか…。

 

goo地図 京都地下鉄の路線図