前回は、京福電鉄(嵐電) モボ101形 MODEMO製M車をDCC化しました。
今回はT車をDCCサウンド化して2両連結時に吊りかけ音を鳴らして走行できるようにしたいと思います。
<車両をバラす>
ボディを外してます。床下から天井へライトの配線がされている構造はM車と同じです。
台車を外します。ウェイトもねじ止めされていました。
ここで問題発生、床板と座席がかなりしっかりハマっていて上手く外れません。


プラ板を挟んでみたりしたがダメでした。これ以上やるとツメが折れそうな気がしたので作戦を変更します。スピーカとデコーダーの配置は、こんな感じにある予定。
スピーカは、12mm×8mm小型キューブスピーカーで随分前に輸入で購入しました。
今は入手困難かもしれません。どこかで売っているようでしたら教えて欲しいです。
<集電とデコーダー側加工>
集電を良くするためにウェイトを追加します。鉛板T=1mmを切り出して貼り付けます。
デコーダーはモーターにつなげないので出力に1KΩの抵抗をつけました。
こうするとアドレスの設定などCV値の読み書きができるようになります。ライトは両極性で制御したいので、デコーダーからのライト出力を両極性に変換する両極性基盤を使います。
両極性基盤は、デスクトップステーションさんで扱っている製品で、車両のライト基盤を加工しないでデコーダーと繋げられるようにする便利な基盤です。
両極性基盤についてはここを参照ください。
desktopstation.netデコーダー側の接点に、給電、抵抗(モーター出力)ライト出力(青、前照灯、尾灯)を半田付けしておきます。鉛のウェイトと1kΩの抵抗は絶縁黒テープを貼っておきました。床下から出ているライト用の給電板を折り曲げて、デコーダーの給電と半田付けします。
<ライト接点の接続>




細い銅板を切り出してこんな感じで折り曲げました。これを両極性基盤の出力と半田付けします。
絶縁テープを巻いて折り曲げた床下からの銅板の上にゴム系接着剤で固定して、
ボディ側の接点と接触する用の調整します。スピーカもデコーダからの線を接続します。絶縁テープを各所に貼って出来上がり、各種テストしOKでした。
完成形はこうなりました。
音のサンプル動画
デコーダー ESU Loksound5 micro Next18
サウンドデータ オープンサウンド吊りかけ音
2両連結走行動画を近日アップします。