ごめんなはり線のオープンデッキ車両・やたろう1号乗車記~2022年10月~ | 山陰人のボヤ紀行

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志国土佐時代の夜明けのものがたりを安芸で下車しました。この日の宿は今治で取ってあるため、折り返して後免へ向かいます。

 

 

 

折り返し乗る列車は14:32発の後免行き。一見普通の列車に見えますが・・・(普通列車ですし笑)

 

 

 

なんと、この車両オープンデッキが付いています!トロッコ以外ではこの列車が唯一ではないでしょうか?

 

 

 

 

そんなオープンデッキ付き車両の名は「やたろう1号」です。

 

ごめんなはり線標準の9640形がベースになっており、2両在籍しているそう。なお、「しんたろう1号・2号」というのも毎日運転されており、こちらもオープンデッキ付です。

「しんたろう」は中岡慎太郎、「やたろう」は岩崎弥太郎からきています。(弥太郎、というと、元スワローズの坂本弥太郎投手を思い出す私は燕党笑)

 

 

 

こちらがもう1両の方。黄緑色の塗装です。

 

 

 

こっちは標準型の9640形。同系列ですが、先頭の形も違いますね。

 

 

列車の側面には、ごめんなはり線の駅キャラ達。もちろん、やなせたかし先生のデザインです。

 

 

 

オープンデッキ部分は幅が結構狭く、すれ違うのには少し苦労します。あと、席に座ってる人の視線も感じます。(笑)

 

 

 

 

なお、高知まで運転される場合のJR区間や、「しんたろう・やたろう号」以外で運転される時にはデッキは解放されません。

 

 

 

この注意書き、ちゃんと読んどきましょう。私も「まあ、余裕っしょ」と思ってたら、想定の5倍ぐらいの衝撃でしたから・・・

 

 

 

一応、車内も紹介。広告の部分には沿線の案内。

 

 

 

背の高いクロスシートは標準型の9640形と同じですね。

 

 

 

通路側には、かつて寝台列車でよく見たような補助席がありました。座席が設置できなかったことの補填でしょうか。

 

 

 

 

安芸駅を出ると、しばらくは市街地を進みます。通常よりは若干ゆっくり走ってくれますので、心地よい風を受けながら走行していきます。

 

 

 

もちろん、定期の普通列車扱いですので、各駅に停車していきます。

 

 

 

太平洋が見えてきた、と思ったら・・・

 

 

 

トンネルに突入です。うーん、体感で風速25メートルぐらい。(笑)

宮古島で体験した台風ぐらいの暴風でして、手すりに捕まっていないと危ないぐらい。あと、マスクが顔面に張り付いて、呼吸困難になるかとおもいました・・・はい。

 

皆様には1回は体験して欲しいですが、あくまで体験レベルにしといてください。

 

 

 

 

トンネル以外は、先程も言った通り、心地よい風と美しい太平洋を眺められますので、デッキで過ごすことをオススメします。

 

 

 

ホームに降りれそうな近さですが、ダメですよ!

 

 

 

もうトンネルは無理、と思い、車内に避難してきました。(笑)

 

 

座席は少しハイデッキ化されていました。少しでも景色を見てもらうための配慮かな。

 

 

 

途中駅で列車交換をしつつ、

 

 

 

 

徐々に太平洋から離れ、内陸へ。

 

 

 

物部川を渡り、南国市へ。

 

 

 

 

土讃線を一旦オーバークロスしてから合流します。

 

 

 

1時間弱で、終着・後免駅に到着。

 

 

ごめんなはり線は基本、高架線を走るので、太平洋の雄大な景色を生で見られるんですよね。こういうオープンデッキの車両は貴重なので、ぜひ皆様乗ってみてください。あと、1回はトンネル内の風を体験してください。(笑)