皆様こんばんは、備前国鉄道です。



昨日の夕方のこと。

出かけ先から帰ろうと、水島臨海鉄道の水島駅で列車を待っていると、入線してきたのは何やら見慣れないカラーリングの車両でした。


青色とクリーム色の組み合わせ、、、🤔

もしかして「スカ色」?

えっ?(笑) ここ関東じゃなくて岡山ですよ???

しかも非電化の第三セクター路線なのですが…🙄


実はこれ、開業80周年を記念して特別塗装に塗り替えられたMRT304なんです。

現在 水島臨海鉄道が運営している路線は、戦時中の1943年7月に旧三菱重工業水島航空製作所の専用鉄道として開業したのがその始まり。

今年7月に80周年を迎えるのを前に、これまでは向日葵の絵柄で親しまれてきた同車がお色直しされました。

一昨年実施したクラウドファンディングでブランディングに掲げた「国鉄水島計画」を意識し、往年の国電などで親しまれた青15号とクリーム1号の配色(横須賀色=スカ色)を再現したとのこと。

高架を上がった先に見える臨海部の空と雲のイメージも込められているみたいです。


乗車したのは水島16:37発の倉敷市行き。

帰宅ラッシュに備えて2両編成・ツーマン運転となる便です。

併結相手は、こちらもつい最近装いを改めたばかりのMRT305「児島ボート70周年記念号」でした。


それにしても、ここ数年で水臨車両のカラーバリエーションがめちゃくちゃ増えましたよね。

2020年にはMRT303が(第三セクター会社としての)開業50周年を記念した赤色ベースの塗装に、2021~22年にかけてはクラウドファンディングを活用してキハ37形2両がそれぞれ赤11号と八高線色に復刻されています。

最大勢力だった向日葵デザインのMRTも、気づけば306の1両だけに(マジか)

今日は何色が来るかな~?

と、毎日のちょっとした楽しみにもなりそうですね。


倉敷市駅で折り返し、三菱自工前へ向けて出発して行ったスカ色。

この区間でJRの湘南色と並走したら激アツなんだけどなあ🙃