思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

ドンムアン空港から日本に向けて”帰国する?" 忌々しいエアアジアジャパンが呼び起こされる

2023-02-14 06:57:51 | 2023年の旅行記(海外旅行)
1月18日に、そろそろ日本に向けて帰ります。いままではせいぜい有給合わせても4~5連休しか休んだことが無かったけども、今回は8連休ということで普段よりは大旅行ができたことは良かったです。



って7時45分頃にチェックアウト、超美人はおらず屈強タイプのオッサンが対応した。朝食は代り映え無いだろうから放棄する。きょうはいい天気だ!と空港へ向かいます。スクンビットから地下鉄に乗って降りたのはペッチャブリーではなくてバンスー。





改札を出て長い通路を、通勤客に逆らって進むとそこはバンスー中央駅!正式には「クルンテープ・アピワット駅」と言います。



いよいよ明日から長距離列車が乗り入れてきますが、きょうまではタイ国鉄で純粋な通勤電車路線であるダークレッドラインのみが発着。こう書くとエアポートレイルリンクもいまはタイ国鉄の運営だけど!とケチつける人がいるでしょうが、あちらは上下分離されて運営は民間企業に移行しています。





券売機でトークンを買ってドンムアン空港へ向かいます。っよって帰国はスワンナプーム空港ではなくドンムアン空港からとなります。それで運賃は33バーツなんですが券売機に20バーツを入れても何度やっても戻ってくる。というのも去年発行されたポリマー紙幣なんですが対応できてない様子。しわだらけの20バーツは入ったのに。



この時点では3・4番ホームと9・10番ホームのみ供用されており、前者はこれから乗るランシット行きダークレッドライン、後者はタリンチャンへ向かうライトレッドラインが発着。ダイヤはランシット方面は20分間隔が基本でラッシュ時は12分間隔。しかし長いホームだ…4両編成なのに。ホームそのものは6面12線で明日からはそこに長距離列車が発着、架線が張られていませんのでわかるかと思います。そしてホームは二層になってて上部にも6面12線、そこにはパヤタイから延伸予定のエアポートレイルリンクや高速鉄道が発着します。といっても高速鉄道の開通は早くてもノンカイ方面が2030年というので、実際には2035年くらいになるか、あとは頓挫してしまうか。



やっぱりスマホのカメラでは限界があるなあ…。



8時36分発の電車に乗る、さすがに逆方向なので空いているものの大きな荷物を持ったのも多い。一方ですれ違う電車は混んでいるし、ホームにも結構待っている。都市鉄道として機能しているんだなあ。

ちなみにドンムアン方面への高架鉄道計画はこれが最初ではない、「ホープウェル計画」というのがあり1990年に承認、ただしあまりにも杜撰な計画で線路に沿って高架の橋脚が立っただけで「バンコクのストーンヘンジ」と揶揄されたとある、まさにそんな感じのが延々とね。しかも強度不足と長年の放置で今回の高架には流用もできなかったとのことで撤去したうえで建設している。



8時53分にドンムアン駅に到着、2面4線で待避線には回送車があり。





下段には明日から供用される長距離列車用ホーム、駅の手前から上下二段に分かれます。





しかし無駄に広い感じの駅だな…。



もし日本なら今日ここに撮り鉄や葬式厨が集まって「ありがとー!」って叫ぶだろうな、でもタイにはそんな人はいない。



ターミナルとは長い連絡通路で直結。



途中には空港社員食堂もあります、スワンナプームの社員食堂と同名ですね。



そしてドンムアン空港第2ターミナルに接続します。きれいなターミナルなんですが。



残念なことにこちらは国内線のターミナル、国際線はさらに先にあるターミナルになります。



結局は電車降りてから1キロは歩いているでしょうか。



ようやくたどり着いた第1ターミナル、国際線のターミナルです。といったものの2013年にハートヤイまでエアアジア乗った時はこのターミナルで国内・国際両方に対応していましたね。それでこれからチェックインするのは10時50分発シンガポール行きタイ・エアアジアFD357便。

そりゃあまっ直ぐ日本に、関空に帰ったほうが便利で楽だ。しかし航空券が高止まり、日本とタイの間は需要が高まっているのに復便がコロナ前ほどではなく燃油高騰もあって割高。最安は復活したばかりのピーチだけど37,000円ほどだったな、これに諸経費を入れると4万円台半ばとなります。2019年までだったらベトナム航空で総額32,000円で往復できたのに…。しかし来た時に使ったスクートは安かった、1月19日の関空行きがなんと総額で18,500円半額以下!なのでシンガポールを経由すれば安いだろうと選んだのはエアアジア、この区間には5往復飛ばしており、10時50分が最安でその額なんと2,673円!!

これにはちゃんとした理由あるんです、本来は7,900円ほどでした。それでも十分に安いんですが、私のキャッシュアカウントになんと正直忌々しい、エアアジアジャパンに払った航空券代が残っていたのです。2020年4月に新千歳から中部へのセール運賃で5,200円ほど払ったんですがコロナ禍で減便になるも払い戻しに応じずキャッシュアカウントに強制的にされた、いずれはまた使えますと言われてもどうなるか分からない2020年。そっちの都合なんで払い戻せ、ジェットスターは払い戻しに応じているぞとメールで何度か交渉しようとするも無視。5,200円そこそこでも泣き寝入りしたくないと思ったので最終手段として監督官庁の国交省にメールで要望。払い戻しに応じるよう指導してほしいと。すると会社は事業停止したものの当時の赤羽国交相が苦言を呈したこともありそれまで無視してきたエアアジアから連絡があり実際に指導があったのでしょう、私からクレームがあったのも伝わったのでしょう。特別に返金に応じます、1か月以内にはと。そしてキャッシュアカウントに残っていた代金が操作されて0になったのも確認しいよいよ!と思った矢先に会社そのものが破産手続きを開始してしまった。よってキャッシュアカウントは0から元に戻されて「破産したことで保全命令が出て返金することは不可能になりました」と。その後破産管財人からメールで数回は連絡があったものの、現金がほとんど残っておらず他の出資企業の楽天やアルペンなどに株主ということで支援を求めたがすべて却下(そもそも株主は経営者ではないから債権者に返金する必要はない、役員すら送り込んでもない)で2022年4月に破産手続廃止で終了。忌々しいものの5,000円ほどのカネで済んだから良かったと忘れていたが、まさかそれが今になって使えるとは思ってもいなかった。よく調べるとキャッシュアカウントは720日有効とありとうに過ぎているが。特例で延長したままだったんでしょうね。



それで話は長くなったけどチェックインを済ませカウンターで荷物を預けます。というのもどう計っても8キロあり、スクートは10キロなので問題ないがエアアジアは7キロなのでオーバー。チェックされないこともあるけども、ゲートでチェックされたらアウトで1万円ほどのペナルティー込の荷物料金を取られます。なので昨夜追加したのですが、最低20キロで1,000バーツは高すぎだろう。というかタイエアアジアは20・25・30・40キロの4種類しかない。せめて15キロの料金を用意しないか?なので航空券よりも荷物料金のほうが高い。



座席料金は払っていませんが窓側です。2時間半ほどなのでいいでしょう。それでなぜか自動チェックイン機で発券したレシートタイプの搭乗券が回収されて別のものに差し替えられた。台北でエアアジアジャパンに乗った時もそうで、なにか意味あるの?同じことを印刷しているのに無駄だと思うよ。




海外旅行ランキング