秩父鉄道全駅間歩き1(羽生-武川) その9・河川敷に広がる野鳥の森 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その8からの続き

 

-ひろせ野鳥の森(14:47着・15:00発)-

 

 

星渓園と東武熊谷線の線路跡に立ち寄り、石原駅から西へ進んでいます。

 

新幹線の高架から離れて、南西方向に進みました。

奥に見える建物は熊谷商業高校の体育館。

 

 

 

道沿いに小さな用水路が流れていました。

 

 

 

突き当たりを左折して線路へ。

左側には再開発されたと思しきマンションがあります。

 

 

 

線路に出たところでひろせ野鳥の森駅。

 

開業は2003年という秩父鉄道では3番目に新しい駅。

ホームの入口が駅舎を兼ねています。

 

 

 

ホームは1面1線の単式。

 

1日の利用者数は600人弱とのこと。

駅名の「野鳥の森」利用者というより、駅周辺に広がる住宅地の住民と

熊谷商業高校に通学する高校生が使ってるようです。

 

 

…ですが、

野鳥の森とはどんなところなんでしょう?

 

ちょっと行ってみましょうか。

 

写真の高まり、実は荒川の堤防なのですが、

ここを右に折れて右手に見える森へ向かいます。

 

 

 

ここからが先が「野鳥の森」です。

 

正式には荒川大麻生公園と呼ばれており、

荒川の河原にもともとあった雑木林を活用して森が造られています。

 

 

 

右手の池は公園造成時に造られた人工池とのことですが、

完成から35年以上が経った今、原生林の雰囲気も漂っています。

 

 

 

荒川の中流域は広い河川敷を有することで知られていますが、

言われなかったらどこかの森かと思ってしまう光景です。

 

 

 

そんな森の中央に架かる熊谷大橋は、

ここが河川敷の中ということを教えてくれます。

 

…地図とはちょっと道が違った。

現地の地図は正しかったけど。

 

 

 

橋をくぐったら一直線に西へ。

 

少しぬかるみのある未舗装の道ですが、

人の出入りはありそうな雰囲気。

 

 

 

突き当たりまで進むと、こんな景色が見えました。

この先はゴルフ場みたいです。

 

ゴルフ場ができるくらいだから、

河川敷がとんでもなく広いってことが分かりますよね。

 

 

 

線路に戻るとこんな場所が。

踏切手前の盛り土はもちろん堤防。

自動車の通行をしやすくするためか、堤防が一部切り取られています。

洪水時には塞げるようになっているようですが。

 

 

 

踏切に出ると線路がいっぱい。

 

ここは秩父鉄道の広瀬川原車両基地です。

車両基地といっても、扱いは「客扱いしない駅」なんだとか。

駅名標が掲示されているわけではありませんが、イベント時は登場するそうですよ。

 

 

 

中には入れないので、接近できるのはここまで。

中央奥に止まってる機関車はデキ500形。

左奥の機関車はモーターカー?

 

 

その10へ続く

 

 

ひろせ野鳥の森駅周辺のGPSログ(1/22,500)です。

 

単に駅間を歩くだけであれば、

概ね線路沿いを歩くことができます。