肥薩おれんじ鉄道 補充片道乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

令和4年7月に肥薩おれんじ鉄道の西出水駅と肥後田浦駅で発行されました、補充片道乗車券です。

 

 

 

上段の西出水駅発行の券は発行日記入欄の「平成」の印刷に抹線し「令和」のゴム印を押印した訂正券、肥後田浦駅発行の券は発行日記入欄から「平成」の印刷が削除された新しい券となります。

 

肥後田浦駅は土曜日のみ営業する簡易委託駅で、駅係員は佐敷駅から来るため、補充券類の発行箇所には予め「佐敷」のゴム印が押印されています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

<ご案内>が3項目印刷されています。

 

第2項と第3項は券面訂正に関する記載で、第2項は領収額欄の訂正は無効、第3項は領収額欄以外の欄の訂正は訂正印のないものは無効と記載されており、これは国鉄~JRなどでも同じですが、券面訂正に関する記載が乗車券類に注記されている例は余り見かけません。