山陰本線園部以北電化に対応する普通列車用として113系ワンマン対応のMcMc'の2両編成が9ユニット揃えられることとなった。
宮原の量産冷房モハユニットに奈良の赤帯車の先頭部分を活用した改造車であると想像できる。
しかし、コストの面からか3ユニットは福知山~山陰本線で活躍中の800番台McMc'を活用することになり、改造は6ユニットにとどまったようだ。したがって5300番台は3ユニットが欠番となっている。


福知山色の800番台からワンマン化、塗色変更し5803 5807 5809ユニットとしてそれぞれS33 77 99編成とされた。このうちS33編成がWパンタ車である。したがって屋根上の配管などに特徴がある。
Wパンタ車は正面がちに引き付けて撮ると迫力のある画像がゲットできる。Wパンタ車に限らず撮り鉄のトレンドでもあるようだ。

正面がちのアングル。人気車両なら定番スポットは激パになる。確かにVカットである。

みんなが右を向いている時に左を向く。
すると意外な需要が舞い込んでくることも。前面の写真はいくらでも見つかる。屋根と妻面がどうなっているか知りたい。~モデラーからの需要である。
今回はそのモデラーの参考になるかもしれないS33編成の屋根の写真を中心に集めてみた。5300番台のWパンタ車とも配管は異なっているのである。

↑Wパンタの配管側から。

↑その車端部分。

↑妻面側から。

↑妻面の様子。反対側が無いのが残念。