今回は久しぶりに今日は何の日ネタをお送りいたします!
大阪市営地下鉄谷町線全線開通から40年を迎える今日は、10年前の2013年2月8日にデビューしたJR東海道・山陽新幹線の「N700A」について紹介させていただきます。

個人的には2020年に引退した700系が好きなのですが、乗る機会が多い車両なので取り上げた次第新幹線
N700系の改良型と呼称されるN700A
N700系の機能に加えて、中央締結ブレーキディスク、台車振動検知システムや定速走行装置を搭載し、車体側面には安全性と信頼性を向上させたN700Aの「A」(Advanced=進化した)の頭文字を貼り付けているのが最大の特徴です。
ブレーキ装置の改良により、地震など非常時に従来より10~20%短い距離で停めることが出来る。
安定走行装置の導入によって、惰性走行でも徐々にスピードが落ちず勾配等でも常に同じ速度を保てるようになり、ダイヤが乱れたときも遅れをすみやかに回復することが可能に。
環境配慮の進化については、座席のクッション材質を、100%リサイクル可能なポリエステルに変更。トイレや洗面所にLEDを採用し車内照明の消費電力をN700系よりさらに20パーセント減。
グリーン車の座席は、リクライニング時に腰部のサポート位置が変わらない「シンクロナイズド・コンフォートシート」を採用、座面は金属バネ+樹脂バネ+ウレタンの複合バネ構造で、柔らかな座り心地を実現しています。
背もたれには高輝度LEDの読書灯、足元にレッグウォーマー、各座席にモバイルコンセントを設置しています。
普通車自由席・指定席は、座席も頭部のサポート感を高めた新型リクライニングシートを採用、各車両の窓側席、最前部座席、最後部にモバイル用コンセントを設置しています。
パッと見分かりづらいが、前頭部のライトケース形状と先頭車窓下帯の長さが変更された
新造されたN700Aはロゴマークがでかい「ラージA」、改造車のほうはロゴマークの小さい「スモールA」になっている。
2013年4月から、既存のN700系にN700Aの一部機能をに追加する改造工事を開始、2015年8月に80編成ある全てのN700系の「A化」工事をおよそ2年4ヶ月で終了させました。
N700系1000番台はG編成JR東海
N700系2000番台はX編成JR東海
N700系4000番台はF編成(上写真左)JR西日本
N700系5000番台はK編成(上写真左)JR西日本
2019年にX0編成が廃車された後、2020年7月2日にX12編成が廃車回送され量産車としては初の廃車となり、現在は2000番台の廃車が進行中です。
N700SはN700Aのうち初期車の置き換えを目的に2020年7月1日から営業運転を開始、増備が進められています。
N700AのDNAが継承され快適性もさらに進化
3年前の2月に700系が引退し、N700Aばかりになって味気ないと思っていましたが、まだ新しい印象のN700Aの置き換え進行は寂しく感じますね。
でも乗るならN700系8000番台の方が・・・そしてまた旅に出たいな新幹線値上げラッシュが続き行く機会が減ってしまうのかなと不安に思う踏切の番人なのでしたアセアセ
今日はそんなN700Aがデビューした日でした新幹線前
では今日もマイペースでコツコツ頑張りましょうウインク
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。