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フワランポーン中央駅に到着し、マレー半島縦断鉄道旅行は達成!

2023-02-07 06:24:25 | 2023年の旅行記(海外旅行)
列車はフアヒンを発車してとにかく北へ向かう。



やはり、こういう景色は日本ではまず見られまい。北海道の道東とも全然違う。



新型車両なら各席にコンセントがあるけども、旧型の場合は4口あるのみ。争奪戦ですが一番上を確保、スマホを充電しモバイルバッテリーもしちゃいましょう。目の届く場所なので盗られるようなこともない。



そして充電されたスマホのテザリングでYouTube、昨夜放送分の乃木坂を。上段の男はまだ寝ているのか一向に座席に転換されないなと思っていたが、10時を過ぎて車掌が座席に転換すると。この時点で寝ている人は強制的に起こされました。

私は日本で走行中に寝台解体するような列車には乗ったことありませんが、こんな感じだったのでしょう。リネン類はシーツで縛って丸めて、マットレスなどを上段にのせて跳ね上げる。あとはベッドを押し込んで椅子に転換。



ということで出来上がり、上段の男は別区画にいる彼女のところに行ったのでプライベート空間の完成。



時折駅に停車すると物売りが乗り込んできます。果物とか甘ったるそうなお菓子とか、買おうと思ったが細かい釣りがないらしく断られたので残念だけど、このカップルはさっきからいろいろと買わされている。押しに弱そうなタイプですね。それと、彼らの足元にはテーブルが格納されているんですよね。食堂車があったころ、料理のルームサービスがあってこのテーブルを引っ張り出して設営してそこに料理。お世辞にもきれいなテーブルではなかったが…。ある時はコンロをのせてトムヤムクン鍋のようなのを食べてた人を見たことがある。車内で裸火って。





ナコンパトムに10時45分着、って定時やん!!いったいどういう鉄道ダイヤになってんだコレ!考えられることは、バンコクまでに遅れを収束させるために恐ろしく寝かしたスジを引いてあるんだろうなって。そしてこのあたりからは車窓が市街地が多くなり。



バンコク市内に入りました!終着は近いぞ。



その手前のバンスー駅で半分以上の客が降りてゆく、ここで地下鉄に乗り換えたほうが便利だろうしね。でも私は最後まで、周囲も外国人ばっかり。タイ人にはフワランポーン駅が不便なんだろうな。



そのフワランポーン駅には12時51分に到着、定刻は12時45分なので最終的には6分遅れ!やっぱりこのダイヤはおかしい。



車内からリネン類が降ろされて整理。



このポンプで車両を洗浄します、というのもホームに据え置いたままで基地に戻るようなことはしません。15時10分にはいま来た道を引き返してゆきますのでそんな余裕ないんです。



新型寝台車の乗客限定で配布される水のボトルに。



タイ国鉄でキハ183系が運転されることになったことの装飾。定期列車で走るのなら乗りやすいのになあ。







ともかく間に合ってよかったというのが私の本心です。周囲でも写真撮影している人が多いのですがきょうは1月16日、3日後の19日にはここから長距離列車の発着が無くなっていよいよバンスー中央駅に移行します。そのためにいまの景色を収めようとする人が多いのです。




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