JR北海道 精算済の証~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

JR北海道となってからの函館本線深川駅の「精算済の証」を、もう1枚ご紹介いたします。

 

 

この券には昨日のエントリでご紹介いたしました券と異なって、「(改)」の記号が印刷されています。

 

札幌印刷調製の「精算済の証」の最初のエントリでご紹介いたしました旭川駅の「精算済の証」で、同一駅で「(改)」の記号の有無がある例をご紹介しておりますが、旭川駅よりも規模の小さい深川駅でも同様の例が見受けられますので、「(改)」の記号の有無は券を調製した時期によって異なっているのかも知れません。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

一見しますと昨日の券と同じように見えますが、1点だけ違いがあって「乗車船」が「乗車」に変わっています。

 

JR北海道となった当初はまだ青函航路が運航されておりましたので、JR北海道の最初の「精算済の証」は昨日のエントリでご紹介いたしました券のように裏面は「乗車船」で調製され、青函航路廃止後に調製された「精算済の証」は、今回ご紹介いたしました券のように「乗車」に変わったものと考えられ、JR北海道の「精算済の証」は裏面の記載が2通り存在する事になります。