京王帝都電鉄 駒場駅から10円区間ゆき 片道乗車券

国公立大学の出願期間が先週終了し、受験生の皆様は最後の追い込みの頃と思います。国公立大学の中でも「最高峰」の東京大学の学生は、京王電鉄井の頭線の駒場東大前駅が最寄り駅となっており、ここで教養課程を修了したのちに「赤門」の方に移動します。
最寄り駅である駒場東大前駅は、1965(昭和40)年に駒場駅と東大前駅の2駅が統合されてできた駅で、同線において唯一戦後に開業した「新駅」になります。


   

統合前の1958(昭和33)年10月に京王帝都電鉄(京王電鉄)の駒場駅で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。
緑色PJRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、同社が自社地紋を導入する直前に設備されたものです。

同駅は京王帝都電鉄の前身である帝都電鉄が1933(昭和8)年に西駒場駅として東駒場駅と同時に開業し、1935(昭和10)年に、東駒場駅が一高前駅に改称された際に駒場駅に改称されています。その後、同線は小田原急行鉄道と合併して同社帝都線の駅になり、戦時中の大東急併合や戦後の京王帝都電鉄分離を経て、1965(昭和40)年の東大前駅との統合によって統合され、現在の位置に移動しています。

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