東急スタイルのTwitterアカウントで一報が流れていた東急8500系随一の異端編成といえる8630F
クロスポイントの未塗装キットで10次車以降の非軽量車デハ8700形が網羅された時点で…
という予想はしていましたが、こういう形での発売に
ヨコハマ鉄道模型フェスタにて試作品が展示とのことでしたので、ホビーセンターKATOの5050系Q SEAT車を引き取った後に早速眺めてまいりました。
注目の側面
しっかりと繋がったコルゲートの上にある側灯類!
よくよく見ますと、デハ8530号車にちゃんと3つ側灯!!!!
今回の製品化に合わせてボディをやり直したんだそうで、初回分(というか軽量車の)製品化から欠点だった部分がしっかりと改善されています。
東急スタイルの中の人から「ぜひ見てください」とのことだったので裏側を
床下機器は小田急1000形更新車から採用の新仕様に
GM完成品は車体のクオリティーが上がっても如何せん床下機器がペラペラのままで…という点はよく指摘されていましたが、新仕様の床下機器では完全に改善されて、見た目は大手メーカーと遜色なくなりました。
前面から
スカート無しの編成をやる時に、前面の密度は各自創意工夫の部分でしたが、今回は車上子を模したパーツを新規で再現
足回りの密度がギュッと上がってとても格好良いです!
これは新仕様の床下機器と合わせて、別売されれば大量に欲しいところであります(笑)
適当に他の車両を
デハ8700形も今回の製品化で側灯をやり直しているようで、パンタ車ならではの3つ装備した姿に
そこだけは惜しい部分だったので、この改善は非常に嬉しいところであります。
初期タイプのIRアンテナを装備したサハ8900形サハ8933号車
ちゃんと棒状のIRアンテナになっていて非常に嬉しいところ…まさかこれが模型化されるとは思わず
細かいパーツなので別パーツとのことです。
「ぜひ下からも~」とのことだったのでローアングルで足回り
残念ながら10次車そのものの図面は見つからなかったとのことですが、近い時期の8500系の足回り図面に基づいて設計
ぱっと見でも厚みが増してリアリティが向上しているのが素晴らしく…これは既存車にも反映させたいです。
渋谷方先頭車の1号車デハ8630号車
こちらは側灯の数に変化は無しですが、しっかりと繋がったコルゲートの上に造形されていますのでご安心を(笑)
ということで、グリーンマックス製東急スタイル限定販売の東急8500系8630Fのお話でした。
個人的には両側先頭車のボディだけでも感動ものなのですが、足回りや側灯の数といった既存製品の欠点を補完した大変良い製品に仕上がっていると思います。
絶対に買うと決めていましたが、ますます楽しみであります。
発売時期は2023年7月頃
税込予価は39,800円とのことです。
…今からこれを生きがいに頑張ってお金貯めなきゃですね(笑)