上越新幹線の上毛高原に到着しました。
ホーム構造は2面2線で、真ん中に通過線が上下1本ずつ備わっているため、場内は広々としています。
そして豪雪地帯にある駅なだけあって、ホームの上には屋根が取り付けられていて、
どんなに雪が降っても運行に支障がないように整備されています。
2番線が下りホームとなっていて、国鉄時代の番線表記がそのまま残されています。
下りホームから望む新潟方で少し進むとトンネルへと入っていきます。
こちらは東京方で真っ直ぐ線路が延びた先にはトンネルが遠くに確認できました。
上りホームに移動してこちらが東京方で
こちらが新潟方となっています。
ホーム上には至る所に縦書きの駅名表記があるのが他の駅にはあまり見られない特徴で、
上下ホーム上には待合室が置かれていて、
待合室の中には隣駅の高崎と越後湯沢までのトンネル名と距離が記されていて、有名な大清水トンネル(22.221km)も紹介されていました。
待合室の外にもベンチが置かれていて、座布団が敷かれているのは珍しさを感じました。
そして下を向きながら歩いていると懐かしのMax車両の号車案内が貼られていて、
2階建てのE4系は2021年10月に引退となりましたが、上毛高原のホーム上にはE4系がまだ生きていることを確認できました。
FL席というと車端部が平屋になっていているフラット席のことで、
何度か乗った覚えがありますが、天井は高めで階段の昇り降りをせずに済むため移動は楽でした。
こちらは×印の付いていないMaxの号車案内と現在のE7系の号車案内が併記されていて、
現在だと12両が最長で16両(正確には8両+8両)でしかもオール2階建て編成が駆け回っていた時のことを思い出すことができました。
15号車と16号車の2階はグリーン車となっていて、こちらも何度か座ったことがあって、
グリーン席なのにコンセントもない仕様でしたが、座り心地はとても良かった記憶があります。
上毛高原は2022年に開業40周年を迎え、高架となっているホームを降りた改札階には
ペットボトルアートで40周年を伝えるボードが作成されていました。
改札を出るとお腹が空いたこともあって、改札の真向かいにある駅そば屋で昼食を頂きました。
普段はなかなか降りることのない駅なので、ラッキーでした。
駅舎は改修工事がなされたのか木造風になっていて、
反対側の出口だとまだ工事を行なっている模様でした。
上毛高原からは群馬県と新潟県の境にある谷川岳に向けた谷川岳ロープウェイ行きのバスのりばがあり、
山登り客もちらほらと姿を見せていました。
駅舎の中にはtanigawa hanareという休憩スペースが設けられていて、
中に入るとクライミングをしている人が目に飛び込んできて、最初は本当の人がクライミングしているものと思って驚いたわけですが、
ビクともせずでよく見ると模型で安心しました。