ゾンビランド、佐賀
↑こちらの記事の続きです。
サウナバスを体験しに、佐賀市へやってきた私。
時間が余ってしまいました。
さて、何をしましょうか…
と言っていますが、実はもう決めてあります。
佐賀市といえばTVアニメ「ゾンビランドサガ」の舞台のひとつ。
今回は簡単にではありますが、ゾンビランドサガの聖地巡りをしていきたいと思います。
また、佐賀市内にはゾンビランドサガとのコラボマンホールがいくつかあるようなのでそちらもめぐってみたいと思います！
ゾンビランドサガとは何か？についてはこちらから↓
ゾンビランドサガの登場人物、紺野純子と水野愛の百合カップリング「純愛コンビ」にも要注目！
当ブログで1回取り上げたことがあります↓
無料！？佐賀城本丸歴史館
まずはじめにやってきたのはこちら、鍋島直正公銅像。
1期2話のアイキャッチで登場しています。
鍋島直正は佐賀藩第10代目藩主。
佐賀藩の近代化へと貢献したことで知られています。
台座も合わせて高さは8.5m。近くで見ると迫力ありますね。
この銅像が建てられているお隣が佐賀城本丸跡。
鯱(しゃち)の門。こちらは2話の本編で登場しています。
その鯱の門の近くにゾンビランドサガマンホールのひとつがあります。
描かれているのは「ゾンビィ2号」こと二階堂サキちゃん＆鍋島直正公銅像。
銅像との位置関係はこんな感じです。
さて、鯱の門を入ると現れたのがこちらの建物。
こちらは佐賀城本丸歴史館です。
佐賀城本丸御殿の跡地に復元された建物で、中は歴史資料館となっています。
名古屋城の本丸御殿は以前行ったことありますが、ここ佐賀の本丸御殿は日本で初めて復元されたものなのだとか。
名古屋城の本丸御殿訪問記はこちら↑
そしてここのすごいところは…なんと入館料が無料なところ！
こんなに立派な建物なのに0円で入れるとは、驚き…
さっそく入ってみましょう。
入ってきたこちらは「御玄関」。藩主など限られた人しか使えない玄関でした。
そこから入っていくと、北廊下という広い畳敷きの廊下に出ました。
廊下のお隣は「外御書院」。
一之間～四之間、そして廊下も合わせると320畳もの大広間となるそう。
その広さに圧倒されます。
佐賀藩の公式行事が行われていたというこの場所、実はここもゾンビランドサガの聖地のひとつ。
1期2話でフランシュシュのみんながライブを行っていた場所がここなのです。
フランシュシュが出演したイベント「鯱の門ふれあいコンサート」は実際に毎年この場所でおこなわれているそう。
こちらは佐賀城の歴史が展示された資料室。
本丸御殿復元の様子も知ることができます。
江戸時代の礎石が見える場所がありました。
一番下に見えるのがその礎石。
復元する際は礎石に荷重を駆けないように工夫して基礎を建てたようです。
さらに進んでいきます。
こちらは「御座間」。藩主の居室でした。
そして…実はここ、復元ではなく江戸時代の建物がそのまま現存している場所なのだとか。
よく見ると建物の柱はかなり年季が入っています。
腐食の激しい部分はこのように接ぎ木されていて、それ以外は当時のものをそのまま使っているそうです。
以前は別の場所に移築されていた御座間、本丸御殿復元に際して元の場所に再移築されたそうです。
鍋島直正公と記念撮影…！
こちらも無料！歴史寸劇
ここまで見終わったところで放送が入りました。
「13時から外御書院で歴史寸劇を行う」…
これは毎週日曜日のみ行われているイベントだそう、せっかくなので見に行ってみることにしました。
ということで外御書院にもどってきました。
「佐賀の八賢人おもてなし隊」が行っているこちらのイベント。
明治維新前後に活躍した佐賀藩の八賢人のうち毎回3人が登場する歴史寸劇を行っています。
全25話で、毎週違う内容となっているのでいつ行っても飽きなさそうです。
今回の演目は「蝶よ、渡れ」。
登場するのは佐野常民、島義勇、鍋
↑より引用
笑いあり、感動ありのとっても楽しい25分でした…！
↑当日の様子はこちらから
公演が終わったところで手元には1枚のクーポン。
こちらはこの寸劇を見た人にだけ配られるもので、丸房露(丸ぼうろ)と引き換えられるクーポンのようです。
※クーポン内容は毎回変わります。
せっかくなので貰いに行ってこようかな…
佐賀名物、丸ぼうろ
佐賀城本丸御殿を見学し、丸ぼうろを求めて徒歩で向かいます。
先ほどの鯱の門を通って…
おや？
石垣部分にハート型の植え込みがありますね。
こちらもちらっとゾンビランドサガ2話で登場していたようです。
そこからけっこう歩いて…
高さ制限の門型柱に挟まれた鳥居がある場所にやってきました。
もはやどれが主役だかわからなくなりそうですが、真ん中のものが鳥居。
多分近くにある与賀神社のものだと思います。
この鳥居の先にあるお店…
こちら、鶴屋本店が先ほどのクーポンの引き換え場所です。
こちらが引き換えた特典。
中には主力商品の「丸房露」が3枚入っていました。
元祖とも言われる鶴屋の丸ぼうろ。
大隈重信も愛したというこのお菓子の味は優しい卵の味でした。
それにしても無料であんなに立派な施設に入れて、寸劇を見れて、そしてお土産までもらえるなんて、なんて太っ腹なのでしょうか…
さすが幕末雄藩のひとつ、佐賀ですね(？)
マンホール集め
再び聖地巡りに戻ります。
いつの間にか先ほどのサウナバスの前に戻ってきていました。
ちょうど佐賀市営バスが通りかかって、サウナバスとコラボしていきました。。
商店街の中を歩いていきます。
実はここ、長崎街道だった場所なのだとか。
商店街を通り抜け、「PLAZA656」…656広場(むつごろう広場)という場所にやってきました。
こちらの広場、佐賀市民憩いの場として親しまれているとか。
そしてここが聖地のひとつ。
1期第8話で登場しました。
広場のお隣、「婦人服ヤマニ」前に2つ目のマンホールがあります。
こちら、ゾンビィ6号こと星川リリィちゃんがデザインされています。
656広場との位置関係はこんな感じ。
8話はリリィ回だったのでここにリリィちゃんのマンホールが設置されたのでしょうね。
さらに歩いて3つ目のマンホールが設置されている場所へ。
「TOJIN GREEN PARK」という公園です。
ここもフィンランドフェアの会場の一つで、服を着たまま入れるテントサウナが設置されていました。
ここに設置されているマンホールはゾンビィ1号こと源さくらちゃん。
バルーンを背景にした姿が可愛らしいですね。
そろそろ時間がなくなってきました。
佐賀市内最後のマンホールのある場所へ向かいます。
その途中にSLを発見。
近寄ってみます。
D51 206号機。
説明板にはこのD51、高架化工事前の長崎本線があった場所に保存されていると書いてありました。
ここ、昔線路があったのですね。
今では高架化された長崎本線。
ちょうど博多行きのかささぎ110号が通過していきました。
最後のマンホール目指して歩いていくと…
フランシュシュのメンバーとは違う緑色のキャラが書かれたマンホールを見つけました。
こちらは佐賀のご当地キャラ、シシリアンナちゃん。
佐賀のご当地グルメ、シシリアンライスをイメージしたキャラクターで、第8話にも登場しました。
まだ見たことないシシリアンライス。いつか食べてみたいですね。
その近くにあるのが4つ目のマンホール、ゾンビィ5号ことゆうぎりさんのマンホールです。
ちょうど長崎本線の高架下付近に存在します。
近くには8話アイキャッチで登場した「Cygames佐賀ビル」も。
ということで佐賀市内の聖地巡りとマンホール巡りは終了。
駅に戻ります。
初乗車、リレーかもめ
帰りに乗るのはリレーかもめ36号。
実はリレーかもめに乗るのは初。
初めてが佐賀からの区間利用になるとは思いもしませんでした。
行きのかささぎと同じく787系8両がやってきました。
自由席に乗り込みます。
佐賀から多くの人が乗ってきましたが、自由席はそこまで混んではいませんでした。
佐賀を発車。
すぐに佐賀線分岐跡の高架が分かれていきます。
長崎本線を走り、鳥栖からは鹿児島本線へ。
基山では甘木鉄道の列車とすれ違い！
国鉄色っぽい色でした。
終点博多に到着。
今回はじめて佐賀市中心部をめぐってみましたが、観光スポットもいっぱいあって楽しい時間を過ごすことができました。
機会があればまた行ってみたいです。
おまけ
博多駅在来線コンコース。
貼られてある広告に目を向けると…
なにやら異質な広告を発見。
Vtuberの誕生日を祝う広告がJR九州の駅に登場するとは…時代もどんどん移り変わっていきますね。
それでは。
★乗車データ
2036H 特急リレーかもめ36号 博多行き 佐賀(15:36)→博多(16:14)② 787系 BM10編成
※2023年1月15日乗車
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