2022年の年末に三次市から出雲市までのバス乗り継ぎ旅をしてきました。これは尾道から三次までのバス旅(2019年1月)の続きに位置付けていまして、三次からさらに北上して日本海の見える場所を目指そうというものです。日本海に達すると中国地方を縦断したことになり、縮めて言うと「中国縦断」となります。
こんなアホみたいな旅ですが、妻も同行してくれました(笑)。
まずは出発地の三次へ向かいます。新大阪発8時18分の山陽新幹線のぞみで広島へ。
今年はコロナの行動制限がない帰省ラッシュとなり、新幹線の指定席は満席でした。それでも1週間前に予約したら席が空いていましたので、コロナ前の水準には戻っていないようです。広島には9時38分に到着。
広島からは芸備線の快速みよしライナーに乗ります。10時5分に広島を発車して、三次に着くのは11時32分です。芸備線は大雪の影響で二日前まで運休していたのですが、今日は通常通り運行しています。
入線したのは2両編成の赤いディーゼルカー。帰省ラッシュに2両で走らせて混まないのかと思いましたが、座席は半分も埋まらずに広島駅を発車。広島と三次の間には高速バスが走っていて、あちらは朝9時台に臨時便を出していました。この区間は高速バスが優勢なんだと思います。
ちなみに芸備線は2日前(2022年12月27日)まで大雪のため志和口以遠が不通となっていました。
矢賀駅付近では新幹線の引き込み線と並走します。矢賀駅停車中に新幹線の回送車が追い抜いていきました。
下深川駅で6分停車し、次は志和口まで停まりません。赤い瓦屋根の家が目立ち、中国地方に来たことを実感させてくれます。志和口駅あたりからはところどころ雪が残っているのが見えます。
志和口の次の向原には瀬戸内海と日本海の分水界がありますが、標高200メートル前後の平地なので本当に分水界があるとは信じられません。
甲立駅(上の写真)まで来ると辺りは真っ白。その先で三次市にはいります。
三次駅に到着しました。改札口で大阪市内から広島市内までの切符を見せて乗り越し精算すると、支払いは一人あたり590円でした。広島市内の端の駅からの運賃なのでしょうけど、広島三次間の高速バス(1620円)に比べるとずいぶん安いですね。
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