祇園花月 2022年2月3日 | 続アメマのおとしもの

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夜公演の佐藤太一郎と小西武蔵の「新・新喜劇」だけを観劇予定でしたが、シフトが決まると2月3日がちょうど休みになったので、昼と夜のW観劇にしました。二週連続の祇園花月です。

 

 

 

コレ、開演の約10分前。ガラガラですねぇ・・・。観客は30人ちょっとぐらい。平日の祇園花月は、昔の京都花月のようです。

 

2月3日15時開演、あ列で観劇。

※新喜劇ネタバレ注意。

メンバー的にはそう悪くはないと思うのですが、出てくる漫才コンビが結構ガラガラを気にしながらやってましたね。

前説は何度か見たことある生ファラオ

 

●ダイタク

トップは初めて見たコンビですが、もう14年もやってるらしい双子だそうです。割と面白かったですが、ネタの展開が吉田たち風でしたね。

 

●レイザーラモン

過去にHGがブレイクした「フォォー!」のギャグを成仏させようとするんですが、RGが雅楽をやるもいろんな曲に発展してしまうネタ。5分では勿体ないし、もっと聞きたいです。

 

●スマイル

何度も聞いたことわざネタ。テンポがいいし、言葉の語呂も面白いです。

 

●スーパーマラドーナ

コレもお馴染みの借金取りネタ。

 

●ティーアップ

仮面ライダーネタ。見たことあるような、ないような・・・。

 

●ザ・ぼんち

相変らずのおさむちゃんの暴走で、どこまでがネタなのかアドリブなのか分かりません。もう少しちゃんとした漫才をして欲しいなぁ。しかも10分高座を15分ぐらいやってた。

ここまで前説も含めて7組がすべて漫才で、男性コンビ。うーん、バラエティ性に欠けるなぁ。

 

 

◆祇園吉本新喜劇「絵本のお話し、え~、ホント!?」 作・演出 玉井聡司

【出演】

うどん屋の娘・・・酒井藍、藍の母親・・・浅香あき恵、藍の兄・・・松浦真也、うどん屋の従業員・・・吉田裕、向かいのクリーニング屋の娘・・・松浦景子、借金取り・・・太田芳伸、警官・・・瀧見信行、銀行強盗・・・入澤弘喜、女王・・・末成映薫、フィリップ王子・・・烏川耕一、ローズ姫・・・小林ゆう。(※大塚澪休演)

【あらすじ】

うどん屋の娘の藍はローズ姫が出てくる絵本が大好きで、兄の真也もまたそうだった。しかし真也はミュージシャンになる夢を捨てず仕事もしないし、恋人の景子ともギクシャクして別れようと思っていた。

そんな時、絵本の中からローズ姫が現れる。姫はフィリップ王子の母親の女王から結婚を反対され、魔法で本の外の世界に出されてしまった。

憧れの姫が真也の前に現れたことで、景子には誤解され、姫を追ってきた王子も姫と別れてしまう。そこへ逃げてきた銀行強盗が、景子を人質に取る。真也は怪我をしながらも景子を救い、二人はまた元の鞘に収まる。フィリップ王子もローズ姫が忘れられず、女王も姫を見直して、絵本の中に戻り、めでたしめでたしと行くはずが、女王の魔法で真也と景子が絵本の中に入ってしまうのでした。

 

【雑感】

いつもの新喜劇の中に、ファンタジー要素も加わって、少し変わった新喜劇になっていました。しかしこういうのが受け付けない人には、学芸会的に見えてしまうでしょうね。幸い私は松浦真也と小林ゆうちゃんが話の芯と言うこともあって、新鮮な感じで見れました。いつもの祇園のメンバーに比べるとベテランや中堅クラスもいるので、藍ちゃんの毒舌なツッコミもきちんと吉田裕が回してましたし、Wマドンナ的にけっけとゆうちゃんがいたのも良かったですね。

女王の末成映薫が時々関西弁になったり、王子の烏川耕一の雰囲気も笑えます。しかし今回は何と言ってもゆうちゃんですね!絵本の中から出てきた全くの世間知らずな感じも笑えたし、パッと見たらギャルかと思いきや、お姫様らしくなってましたもんね。いろんな役が出来るようになって、ホントここ最近の成長は著しいです。

少ない観客ながらも笑いはあったし、私は先週より満足できた新喜劇でした。