鉄道３７３　【伊予鉄道５０００形】路面電車の新車投入が相次いでいます

みなさん、こんばんわ！

Ｋｏｅｄｏです。

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

近年は路面電車（ＬＲＴを含む）が盛り上がっていますね。

路面電車王国広島はもちろん、富山市などでも路面電車の利用は大盛況です。新造車の投入も積極的に進められていますね。

昭和４０年代モータリゼーションの進化により、道路交通の主役が路面電車から自動車に変わり、自動車の増加により路面電車は邪魔者扱いになりどんどんと廃止されて行きました。

それが近年は富山、宇都宮で新たに路線が新設されるなど路面電車が見直されています。

バスより輸送量が高く低床で乗車しやすく、電気で走るので排気ガスも出ずエコな路面電車が見直されるのは非常に良いことだと思います。

日本は高齢化が急速に進んでおり、自動車に乗れない人、乗ったら危険な人も今後急速に増えるでしょう。そう言った交通弱者にも路面電車はとてもやさしい乗り物です。

四国最大の都市である松山市内を走る、老舗の私鉄伊予鉄道も路面電車を運行しています。

「坊ちゃん列車」で有名な伊予鉄道ですが、一般の路面電車についても新車の投入を積極的に進め、現在は写真の５０００形電車を増備しています。

５０００形は２０１７年から毎年２両づつ新造され、本年も引き続き増備車が登場します。現時点での予定では最終的に１６両の陣容となるようです。

伊予鉄のイメージカラーであるオレンジ色の流線型のボディは、スタイリッシュで格好良いですね。

性能的にも最新のＶＶＶＦインバータ制御、デジタルサイネージの採用、ＬＥＤ照明の採用などサービス面でもハイレベルです。フリーＷｉ－Ｆｉも付いているそうですよ。

東京や関西の大手私鉄にも引けを取らない車両ですね。

伊予鉄道は車両の増備だけでなく、県や市と連携を取り路線の延長も予定しているそうです。先ずは現在進められているＪＲ予讃線松山駅の高架化に合わせ、松山駅の停留所を移設しＪＲとの乗り換えを便利にするそうです。

更に松山駅から松山空港への延長も検討されているそうですよ。これは多額の費用が掛かるのでまだ検討段階ですが実現すると良いですね。

今年は路面電車のビッグイベント、宇都宮ＬＲＴライトラインも開通します。松山市内電車の延長もあり再び路面電車の時代が来るかもしれません。

そういえば東京の池袋にも路面電車を引こうと言う構想もあるようです。夢物語かと思えた路面電車の新線ですが、宇都宮市のケースもありますからもしかしたら現実になるかもしれませんね。

これからは路面電車の動きにも目が離せませんね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また！

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