クモユニ143 鉄コレ vs ウィン | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

先日キユニ28をブログに載せたのですが、まさかKATOからのキユニ28の製品化が発表されるとは・・・

びっくりしてしまいました。我が家にはキユニ28の一般色、首都圏色がありますので買わなくてもいいと言えばいいんですけど、やっぱり欲しい・・・

KATOの製品ですから当然ヘッド/テールライトも点灯するでしょうし。

 

さて、今日のお題は郵便荷物電車(クモユニ143)です。

その昔、WINってメーカーがありまして、そこからクモユニ143の塗装済みボディーキットが発売されていました。

床下機器は各自調達してね方式で、当時で言えばTOMIXの電車が1両犠牲になるという・・・

(今ならパーツ販売や中古車両から調達できますが、当時は部品取りが必要でした)

こんな感じで梱包されてました。

下の空白部分はパーツが入っていました。

 

実にあっさりしたデザインの紙箱パッケージです。

 

組立といっても特に技術が必要な組立箇所はなく、数分で出来上がってしまいます。

パンタグラフ、台車、床下機器は別途購入が必要で定価3,000円です。

量販店で1割引きの2,700円で購入しました。(当時は消費税なし)

取説はたったの紙きれ1枚!

組立図が必要でもないような簡単なキットなので問題ないです。

窓ガラス(サッシ)も印刷済み、屋根も塗装済みです。

車体以外の供給をTOMIXに頼りきってる( ´∀` )

※製造元のウィンは倒産したので電話はかかりません。

 

パンタグラフはTOMIXのPS16の旧タイプ(2本のツメで固定するタイプ)

側面の印象はよく捉えられてていい出来だと思います。

屋根の色がやや濃いかなと思います。

ベンチレータ、避雷器、フューズ箱は別パーツです。

 

屋根板は取り外しができます。

例によってヘッドライトのレンズは前面ガラスと一体、テールライトのレンズのみが別部品をランナーから切り離して接着するタイプです。

ヘッドライトは点灯させないので問題ありません。

 

床下機器、台車は後で手配が出来たTOMIXのモハ102のものです。

TNカプラー対応のタイプです、荷物電車なので座席が無いのも好都合です。

結果的に説明書の指示通りの動力ユニットを装備することに。

 

しかし、そのまま車体を被せてみるとちゃんと被せられませんでした。

明らかに車体が広がってしまっています。

動力ユニットとガラスが干渉しています、これはまずいです。

どこをどう削って加工するか・・・やっぱり動力なしにするか・・・

と考えているうちに放置になってしまい現在に至ります。

動力付きでクモユニだけの編成も組んでみたいし。

 

そうこうしているうちにライバル登場です。

鉄道コレクションの第20弾で1M車のシリーズが。

というわけで、身延線色のクモユニ143です。

こうやって比べてみると、ウィンのはライトがデカい!

ちょっと強めのディティールですね。

どっちが好みかな?って感じです。悪くはない。

 

パンタグラフは別売のPS23にしてみました。

こっちのほうがしっくりきますね。

ワインレッドでの活躍は短かったですね。

 

 

上:ウィン 下:鉄道コレクション

窓配置は同じですね(当たり前ですけど)

逆サイドも同じです。

鉄コレは台車がしょぼいので交換すべきかなと。

 

値段はWIN1両で鉄コレが約3両分ですか、割高ですが車種の少なかった当時としては有難い存在でした。

しかし鉄コレでこれだけ多種多様なクモユニが発売されるとは思いませんでした。

買えなかった車種もあるので(特にクモユ)また再販してほしいなと思いますが再販はないようですね。

 

というJR化後も最後まで残った郵便荷物電車のクモユニ143でした。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。