てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

東武51001F フルカラーLED化で…崩れ続ける東武LEDの法則

こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事を書ていきたいと思います。
昨日、東武50000系の51001FのフルカラーLED化が確認されました。
東上線の車両のフルカラーLED化については、東武30000系で既に始まっており、二形式目になります。この動きから察するに、東上線系統の車両については、今後別の50000系の3色LEDもフルカラーに交換することで、東上線車両をフルカラーLEDと幕車のみに統一する可能性があるのではないかと思います。3色LEDの劣化という側面はもちろん関係しているのでしょうが、それにプラスして幕車の車両やフルカラーLEDの車両と3色LEDの車両では、種別の色が異なるといったことも起こっているので、それを解消しようとする狙いも感じられるような気がします。今後、51002F以降の50000系にもこの動きが広がっていくのかが注目だと思います。

30000系フルカラーLED車



そんな51001FのフルカラーLEDですが、この車両では従来の東上線のLED装着車両と異なる点があります。それが文字の書体です。実は東武鉄道のLED車両は長らく、路線を問わず明朝体の字体が使われてきました。東武30000系や8000系、50000系などの3色LED車両はもちろんのことですが、10000系列のリニューアル車両に関しても、フルカラーLEDへの換装の際、明朝体が使われてきました。そして、30000系のフルカラーLED換装車両に関しても、明朝体となっており、東上線で活躍するLED車両は全て明朝体が用いられています。しかし、今回の50001Fに関しては、ゴシック体の更新となったようです。50000系列で既にフルカラーであった50050系や50070系は明朝体(ただし、元町中華街など、一部長い駅名のみゴシック体を使用した駅名もあり)なので、51001Fに取り付けられたのは、これらとは違うものということになります。LEDの字体にゴシック体が使われているというのが、上線の車両の中では初めてのこととなりました。
しかし、本線系統では既にフルカラーLED車両のゴシック体使用は始まっていました。まず最初は東武100系です。100系は2014年ごろよりフルカラーLEDへの換装が始まていましたが、こちらにはゴシック体が使われていました。続けて、500系や70000系が、新造時からゴシック体で出場したり、20000系を改造した20400系列に関しても同様にゴシック体が用いられたりしており、徐々にゴシックの車両は増えていっていました。そして10000系列にも波及していくこととなり、館林ローカルで使われている10000系2両編成のワンマン車両たちにもゴシック体が使われています。10000系2連のリニューアル車両は、本線で活躍していたころは明朝体でしたが、館林への転属と共にゴシック体にROMが更新されました。これも話題になりましたね。
そんな状況で、今度は東上線の車両にまでゴシック対使用の波が押し寄せてきており、東武のLED車両は明朝体という法則がどんどん崩れ続けています。一方で、なぜか30000系のフルカラー換装車両は明朝体となっており、ゴシック体にするか明朝体にするかの判断基準が全く分かりません(笑)今後登場する野田線の新型車両はどうなるのでしょうね。「書体劇」にも注目していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!