下関総合車両所運用検修センター所属の電気機関車EF65 1131。保安装置ATS-P非搭載で関西エリアに入線しない分、下関周辺ではよく見かける印象ですが、1月30日、その姿は下関総合車両所本所(下関市幡生宮の下町)にありました。

 

 

 

パンタグラフを下ろして庫内に押し込まれるEF65 1131。この日に入場したのでしょうか? ふだん本線上を颯爽と走るシーンを目に焼き付けている分、このような舞台裏に接するのは新鮮です(写真は車両所北の跨線橋から、トリミングしています)

 

 

1131号機の1エンド側をアップでよく見ると、正面貫通扉の取っ手が外れている(外している?)ような…。子どものときからPFに親しんでいますが、これは初めて見ました

 

 

ゆっくりと奥へ進む1131号機が、運用離脱中の同僚1120号機(右)と並びました。もし機関車に心があったならどんな会話をしているでしょうか…。動く気配のない1120号機を見ると複雑な気持ちになります

 

 

 

EF65 1131の直近の全般検査は2020年2月のようで、ほぼ3年前。ふだんの仕業検査や交番検査は運用検修センター(旧下関運転所)で行われているとのことで、今回の入場は重大な不具合などでなければ、周期的に考えると台車検査でしょうか(詳しくないのでよく分かりませんが…)。

 

 

無事出場してまた元気に走る1131号機を、できれば客車の先頭に立つ雄姿を見たいところです。

 

 

追記

EF65 1131は台車検査だったようで、2月8日に試運転が行われていました。貫通扉の取っ手も元通りになっていました。